クマさんが甘い物抱えて帰ってきました

クマ旦那さんが今日は大阪まで出かけてました。

駅まで迎えに行ったら、あら、何か抱えてる?

何かと思ったら「堂島ロール」です。
ご存知の方も多いかと思いますが、大阪の堂島にある「モンシェール」というお店のロールケーキで、一時期随分と話題になりました。
以前は随分と並んで買う方もいらっしゃったんじゃないでしょうか。

20140821a20140821b

 

 

ちょうど堂島に行く用事があったのと、私が少し前に何かの時に「堂島ロール食べたことないから食べたいなあ」と言ったのを覚えていて足を伸ばしてくれたらしいです(笑)

時々こうしていきなり甘い物を抱えて帰ってきてくれますが、もう満面の笑みでにこにこと得意そう(笑)
まあ、甘い物が一番好きなのはご本人なのですが、こういうことをしてくれるともちろん私もうれしいです。

そしてもう一つうれしいのは、こうして買ってきてくれたら実家に持って行って父親と3人、いえ、お仏壇にもあげて母と伯父と5人で食べられることです。
本当にやさしいクマさんだなあとうれしくなります。

20140821c

さて、今度は何をサプライズしてくれるんでしょうか?
あまり一人で出かけることがないので回数が少ないで次回はいつになるか分かりませんが(笑)

今日は読書の日

実家の父親のご飯を作ったり色々手伝ったりするものですから、下手をすると毎日の半分を実家で過ごす、なんてことになったりします。

実際に、昨年腰を痛めて入院するまではほぼ毎日お昼から夕方まで実家にいることが多かったのです。
それが思うように動けなくなり、父親にも一人で色々やってもらわないといけなくなり、そうなるとほぼほったらかし状態に。

クマ旦那さんにも随分と「無理をするから」と叱られて、実際に動けないものはしょうがないので今は実家にいる時間はかなり減っています。
それでも、年寄りを一人で置いておくのは心配、ましてや細々とは言えまだ店を続けているので無理をしないかもとても心配。
ましてやこの季節です、食事を作って置いておいて古くなったのを食べていないか、夏バテで食べられなくなっていないかと、今度は父親とクマ旦那さんの両方に「心配し過ぎ」と叱られるぐらい心配をしてしまいます。

できるだけ家でゆっくりする時間も取るようにしています。
そのために実家に行った時にやっておくことを片付け、家でも休みながら用事をするとか、一日空いた時間を作る、なんてこともできるだけやろうとしています。

今日は一日ゆっくり時間を作ることができ、やっと先日図書館で借りた「村上海賊の娘・上巻」を読み始めることができました。

私は読むのが早いので、いざ読み始めるとクマ旦那さんがびっくりするぐらい早く読み終わるのですが、今日は本を手に寝転んでそのまま寝てしまい半分ほどしか読めていません(笑)

でも今日は昨日ご飯を作る時に今日の分も作っておいたので特に調理の時間をとられずに済んでいます。
昨日作ったのは「小アジの南蛮漬」「豚肉と水菜の煮物」「大根の味噌汁」でした。
残り物を今日のご飯にして写真のようになりました。

20140820a

他にも少々やることがあったので読書だけをしてられるわけではありませんでしたが、後はお昼寝した分だけちょっと夜更かししたら読み終わると思います。
Cpicon 小アジの南蛮漬け by ひよこ奥さん
Cpicon 豚肉と水菜の煮物 by ひよこ奥さん

子供の頃は食べられなかったもの

とタイトルのように書くと何か単品かなと思いますが、実は山ほどあります(笑)

私は子供の頃ものすごい偏食で、肉嫌い野菜嫌い魚嫌い、今思い出しても何が食べられるの?ってぐらい食べられない物が多かったんです。
何しろ子供が好きな代名詞のカレーすら嫌いでしたし。

例えばお好み焼きをするとお肉をはがす。
すき焼きなんてご馳走も「お麩」しか食べられない。

お肉も野菜も何もかもというわけではなく、中にはハンバーグのように食べてた記憶もあるんですが、何しろあれもこれもだめでした。
ただ、子供が嫌いな代表のニンジンとピーマンは好きだったんですから、意味がよく分かりません(笑)

そんな感じなので小学校の給食ではとっても苦労しました。
食べ終わるまで席を立たせてもらえないんですが、1年生の頃は授業が終わって6年生が掃除に来てくれても掃除の経過と共に机を列から下げたり戻したりしながらS田君と2人で給食を食べ続けさせられてましたし、2年生になったら昼休みいっぱいS瀬君と2人、円形校舎から目の前の公園を見ながら食べ続けさせられてました(笑)
ああいうのって食べられない子は決まってるんですよねえ。

それが今では大抵の物が食べられます。
アレルギーがある生の甲殻類以外は、まあゲテモノは無理として、一般的な料理はほぼ何でも食べられます。

どうして食べられるようになったかと言いますと、小学校4年生の時に父親の田舎に行き、色んな食べ物が目の前に出されてこう思ったからです。

「食べられないと損だな」

と(笑)

なんて単純なと思うかも知れませんが、本当にきっかけはそんなものでした。

その後、神戸に帰ったある日、伯母さんにカレー屋さんに連れて行ってもらうことになったんですが、そこで思い切ってカレーを食べて、生まれて初めてカレーをおいしいと思えたんです。
それまでだとカレー屋さんに行こうと言われた段階で多分断っただろうし、もしも他の人がみんな行きたいと言ったら、カレー屋さんでもカレーじゃないのを探してたかも。

とにかく、そういう些細なことから今ではなんでも食べられます。

今日作った「ナスの煮付け」も長らく食べられなかったものの一つです。
今では大好きなメニューですが、本当、なんで食べられなかったのかなあ、不思議で仕方ありません。

c20140819e

Cpicon ナスの煮付け by ひよこ奥さん

魚を「しごう」する

買物に行ったら新鮮な小いわしと小あじが安く売ってました。

今夜はもう何を作るか決めてたんですが、明日の料理もこれで決定。
まずあじは南蛮漬けに、そしていわしは酢漬けにして、ひょっとしたらまた少し卯の花寿司にする、かも。

帰ってせっせと小あじと小いわしを「しごう」しました。

「しごうって何?」と思われるかも知れませんが、うちでは
母親が魚を調理する時に「しごうする」と言ってました。
でもこの言葉、よく考えるとどうも関西弁ではないような気がします。

母親は神戸生まれの神戸育ちですが、子供の頃に広島の竹原市に疎開していました。
なのでそこの言葉の可能性もあります。
ずっとどこの言葉なのかなと思っていたんですが、ふと思い出して調べてみたら、やっぱり広島の言葉で魚を調理することを「しごうする」と言うようです。

が、兵庫県の但馬の方言にもあるんです、「しごうする」って。
意味はやはり「魚などを料理できる状態に準備する」で同じです。

距離的には但馬が近いですが、可能性は広島でしょうね、多分。

小あじは頭と内臓を取って骨付きのままからっと揚げて南蛮酢に漬けたんですが、小いわしは頭と骨を取りました。
そして小あじを揚げるついでにその骨を揚げてからっと「骨せんべい」にしてみました。
いわしだけを料理する時にわざわざ油を使うのはめんどくさいですが、今日はついでですからね。
じっくり揚げて塩を振ったら写真のようになりました。

20140818c

クマ旦那さんは魚の骨が大の苦手なんですが、

「こうすると骨も食べられる」

と、パリパリ食べてくれます。

骨「も」食べられると言いますが、骨「だけ」だからね(笑)

Cpicon イワシの酢漬け by ひよこ奥さん
Cpicon 小アジの南蛮漬け by ひよこ奥さん

素麺の具

今夜の父親のご飯をどうしようかと考えて素麺に決めました。
父親の好物ですし、夕べは焼肉だったのであっさりと済ませるのもいいかなと。
うちは昨日の残りの野菜と肉を炒めたものです。

父親は細く切った椎茸を炊き込んだお出汁が好きなので今日はそうしておきました。
ただ、こうすると持って行くのにペットボトルとかで運べないのがやや面倒です(笑)

父親のいなかはお客さんの時には具がたっぷり乗った大皿の素麺を出してくれます。
法事など何かの行事の時にも出すみたいです。

なので我が家の素麺も具沢山です。
今日は錦糸玉子、かまぼこの千切り、ミョウガ、青ネギ、きざみのり、それからお出汁に炊き込んだ椎茸です。

20140817a

キュウリの千切りを入れることも多いんですが、今日は売り切れてたのでいなかの素麺を思い出してかまぼこにしました。
かまぼこもいなかの名産だからか大皿の素麺の上にきれいに散らしてあったのを思い出したからです。

お盆も終わって夏も終わりに近付いた気がしますが、まだまだ暑いからもう何度か素麺の出番があるでしょう。