「しもつかれ」と「粕汁」

先日、ある番組で「しもつかれ」を取り上げていました。

「しもつかれ」と言ってもご存知ない方も多いと思いますが、栃木周辺の郷土料理で、ちょっと好き嫌いの分かれる料理でもあります(笑)
「鬼おろし」と呼ばれる粗い目の大根おろしのようなものでおろした大根とにんじん、鮭の頭なんかを酒粕で鮭の頭が崩れるまで煮込みます。

正直、見た目はあまり、よくないです。
それと、魚の頭と酒粕で煮込んでるから「臭いもすごい」と聞いてたんですが、私がクマ旦那さんのおばあちゃんに作ってもらったのを食べた時は、おみやげに酒粕を持っていったのを使ったくれら、ほとんど臭いなんてしませんでした。

クマ旦那さんは「これは偽物だ」って言ってましたし、クマ旦那さんのお父さんも「これなら食べられる(お父さんはしもつかれが苦手)」と言ってたんですが、関東と関西の酒粕は違うのかしら?
なんにしろ、私が食べたのは「本物」ではないらしく、私はおいしいと思ったんですが、クマ旦那さんに言わせると「まだ本物を食べたことがないから」らしいです(笑)

話は戻って、その番組を見て、

「粕汁作ろう」

と、思いました。

そして作ったんですが、クマ旦那さんは粕汁も得意ではありません。

「しもつかれを思い出す」

って、どれだけ苦手なんだ(笑)

我が家の粕汁は母親が魚があまり得意ではなかったので豚肉で作ることが多いですが今回は豚肉と塩鮭半分ずつで作りました。

大根、ニンジン(今回は金時人参)、天ぷら(今回はじゃこ天)、豚肉、塩鮭をだし汁で煮てそこに酒粕を。
薄口醤油とお砂糖少しで味を整えて、仕上げに青ネギを長めの小口切りにしたのを散らし、好みで七味をどうぞ。
温まる冬の汁物です。

私も大好きなんですが、クマ旦那さんは一杯だけがんばって飲んでましたがやっぱり苦手らしい(笑)
父親が好きなので後もう一回ぐらいは作るかな?

「分かった、酒粕はやっぱり甘い味にしないとだめ」

そう言う人がいたので今夜は甘酒も作っておきました(笑)

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