このところ話題になっている、某所の給食の食べ残しと異物混入問題、ちょっとびっくりします。
私は子供の頃に非常な偏食で、給食にはとても苦しみました。
小学校1年、2年の頃はほぼ毎日食べられなくて残されてました。
当時は全部食べないとだめだったんですよね。
3年の頃には残されてた記憶がないので、段々と食べられるようになっていったのかも知れません。
好き嫌いは相変わらず多かったですが、この頃に意識が変わって「食べられないと損」みたいになってたのは記憶にあります(笑)
最初にこのニュースを聞いた時に思ったのは、
「そんなに食べ残しが多いのか、なんでだろう?今の子は偏食が増えてるのか、それともわがままなのか」
でした。
口にあわないから普通に残してるのかな、と思ったんです。
それが、話が進むに連れてちょっと変わってきた。
「何それ、そんなに異物混入があったら、好き嫌いじゃなくても食べられんわ」
髪に虫にプラスチック、一度全部底から確かめられないと食べられないような給食、そりゃ食べたくないですよね。
おまけに「衛生管理」だとかで冷たいままの物を提供され、油なんかが固まったままって、子供がかわいそうです。
私は偏食で食べられなかったけど、それでも「何かが入ってた」という話はほとんどなかったように記憶してます。
うちの給食は学校内の給食室で作ってくれてたので、温かい物が提供されてましたから、冬なんかは汁物が温かかったですし。
私が子供の頃は、今みたいに衛生衛生言ってませんでした。
何かのイベントがあると、お母さん方が集まって、素手で握ったおにぎりとかを普通に提供されてましたが、それでも食中毒なんてあったことなかったなあ。
今と何が違うんでしょう?
当時よりもっときびしくエプロンやら帽子やらマスクやらやって、手も手袋だの消毒だのしてるのに、なんでそんなに異物が入るの?
そんなに冷たくしてないとそこまですぐに食中毒の菌が繁殖するの?
何がどうなってるのか分かりませんが、食って必要なこと、楽しいことのはず。
子ども達が楽しく完食できる給食を提供してもらえるようにと思います。
給食の時間が苦痛だと、それだけで学校に行くのが嫌になります。
私の場合は自分の勝手で苦痛だったけど、こんなことで苦痛になったら子ども達がかわいそうですから。