焼きおにぎり

土曜日に、日曜日の父親のご飯を作って置くのにおにぎりを作りました。

なんですかね、おにぎり作ろうか?って聞いたらすごくうれしそうだった気がします(笑)
でもなんとなく気持ちは分からないでもない、かな。
私も母親が作ってくれるおにぎり大好きでしたし。

6個作って帰ったら、お昼に2個、夜に2個食べて2個残ってました。

「残ったのを焼きおにぎりにしてほしい」

と言われて写真のようになりました。

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おにぎりをフライパンで軽く焼き目をつけて、そこに濃口醤油をじゅっと入れてからませました。
これが正しい焼きおにぎりの作り方かどうか分かりませんが、まあこんなもの?(笑)

私が小学生の頃、別府のいとこが夏休みの間うちに遊びに来ていて、帰りのフェリーに乗るのに母親がおにぎりを作ってお弁当にして持たせてました。

夏のことなので、残ったら捨ててねと言ってたんですが、持って帰ったのを別府のおばさんが、

「お醤油つけて焼きおにぎりにして食べた」

と言ったと聞き、初めて、

「おにぎりを焼いて食べるの?」

と、びっくりしました。

知らなかったんですよね、焼きおにぎりを。
今は冷凍食品だのなんだのでもありますが、当時はなかったんじゃないかなあ。
あったのかも知れませんが、私は知らなかったしテレビでCMも見たことがなかったと思います。

その後、まだ小学校の頃か、もしかしたら中学校になってたかも知れませんが、ふと自分でも焼きおにぎりを作ってみたいと思い、やってみました。

「お醤油つけて焼くんだった」

と思い出し、おにぎりをお醤油にひたして魚焼き器で焼いたんですが、お醤油がついたご飯がボロボロとこぼれて、なんだかすごく汚くなってしまった(笑)

その後、色々見たり聞いたりするうちに、

「先に焼き目をつけておくのか!」

と知って、衝撃だったなあ。

子供ですよね(笑)

今もあまり焼きおにぎりは作りません。
本当に久しぶりに作った気がします。
本当に何年ぶりか、でした。

おにぎりって、なんだか普通のご飯と違います。
おいしくなるように、とご飯をまとめて形を整えて、作った人の気持ちがこもってる気がします。
それを焼いて、さらに一手間かける焼きおにぎり、また作ろうかな~