少し早い夏で暑い暑い、暑くてたまらない日が続いてましたが、ようやく当地でも雨が降ってくれました。
雨は、降ると面倒だなと思うことも多いですが、今回のようなのは本当に恵みの雨ですね。
あれだけ暑かったのに、夕方にはややさわやかな風が吹いてました。
まあ、湿度が上がった分、晴れた後が辛いかも知れませんが(笑)
「これぐらいで雨が降ればいいのに、晴れが3日ぐらい続いたらちょっと雨、そしたら暑すぎないしちょうどいい」
と言ったら父親に、
「そんなうまいこといかん」
と、笑われてしまいました(笑)
桂枝雀さんという落語家さんがいらっしゃいました。
大好きな落語家さんなんですが、残念ながら割りと若くして亡くなってしまい、今は弟子の桂南光さんががんばっていらっしゃいます。
息子さんもかなり年配になってから桂ざこばさんの弟子になり、落語家デビューをしました。
その枝雀さんの落語で「雨乞い源兵衛」という新作落語があります。
小佐田定雄さんという落語作家さんの作で、古典と並べても引けをとらない名作です。
その「枕(落語の本題に入るまでのふりのような部分)」で枝雀さんが、
「人間はアメーバから魚類、爬虫類、両生類を経て地上に上がって哺乳類になり類人猿になり人間になった、その間お天気はずーっとお天気をやってるんですから予報だなんておこがましい、勝てるわけがない」
のようなことを語ります(笑)
本当におかしくておかしくて、ラジオで録音したのを何度も何度も聞いて大笑いしてました。
懐かしいなあ。
でも本当、予報しても当たらないですもんね、お天気。
そりゃアメーバの頃からの年季につい最近人間になった私達が勝てるはずがないです(笑)
枝雀落語大全 【第十四集】 桂 枝雀 幽霊の辻/雨乞い源兵衛 [ 桂枝雀 ]
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