2日目の「鯛そうめん」・・・

昨日、テレビで見かけて父親の故郷の味でもある「鯛そうめん」を作りました。

使ったのは「連子鯛」なんですが、それを煮付けにし、その煮汁でそうめんを食べるんです。

名前は知ってたんですが、今まで食べたことも作ったこともなくて、本当にテレビを見て唐突に「作りたい」「食べたい」と思ったんですが、買い物に行って「連子鯛」を見つけたために実行することに。
作り方も何も調べないまま行ったので、スーパーから父親に電話して、必要そうなものとかを聞いて魚だけ買って実家に行きました。

父親の故郷では、煮付けにした鯛(お祝いごとの時に作ることが多いのでそういう時はやはり真鯛らしい)をお皿に盛り付け、その上からそうめんと具を乗せるんだとか。
てっきりそうめんの上に煮付けを乗せるとばかり思ってたのでびっくりしました。

「魚の上にそうめんを乗せるから『めんかけ(麺かけか?)』」

らしいです、知らなかったなあ。

作って実家で父親と食べ、そのおいしさにびっくり!
これは、なんで今まで作らなかったのか!
父親と2人でほくほく食べ、これはまた作らないと、と言って帰りました。

さて、父親と私はおいしいと言った「鯛そうめん」ですが、問題はクマ旦那さんです。
本人は魚が嫌いじゃないと言ってるけど、結構苦手(笑)
それに骨がね、食べるのが下手なのか骨でギブアップすることもしばしばです。

それで、クマ旦那さん用に、鯛の身をほぐして乗せて作ったのが写真の「鯛そうめん」です。

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持って帰って煮汁を回しかけ、

「もしも食べられなかったら私が明日食べるから」

と言ったところ、やっぱりだめでした(笑)

それで他の物を晩ご飯に出し、残った「鯛そうめん」は今日の私の晩ご飯に。

冷蔵庫から出して食べだした途端、

「これは・・・」

2日めの「鯛そうめん」は失敗です(笑)

何がだめかと言いますと、まずそうめんが伸びてしまってる。
昨日のうちの煮汁をかけておいたら、それを吸った麺がすっかり伸びてよれよれに・・・
私は伸びた麺がだめなんです。
ラーメンとかもお仏壇にあげる時、こればっかりは伸びたのが我慢できないから、と父親やクマ旦那さんに食べてもらってるぐらい。

次に「煮こごり」です。
普通に食べたらおいしい「煮こごり」なんですが、煮汁がそうめんにしみながら一体化してぬるっとした「煮こごり」にー(笑)

食べられないことはなかったんですが、昨日の感動的なおいしさと比べるとアウトー!
父親にも置いて帰ったので聞いてみたら、やっぱりだめだったらしい(笑)

でも「鯛そうめん」は本当においしかったので、今度はもっと改良して、クマ旦那さんにもおいしいと言ってもらえるようにがんばりたいと思います。
はあ、残念だったなあ。