ガングリオン

このところ立ち仕事が多いです。

秋が深まってきてバスタブにお湯を張るようになったので、浸かりながら足のマッサージをするようになりました。

一昨日もその前も同じようにしてたと思ったんですが、昨夜、

「あれ、何これ?」

右足の甲のやや外側、足首のちょっと下に「ぽこん」とコブみたいなものが飛び出してる・・・

試しに左足も触ってみたんですが、そっちにはありません。

「ひょっとしてこれは・・・」

ちょっと、思い当たることがあったので、それではないかと思いつつ、一応湿布を貼って一晩寝ました。

そして朝、起きたけどやっぱりへっこんだりはしてない。

「もしかして」と思ってるものはあるけど、「逆にもしかして」それじゃなく怖いものでも嫌です。
朝一番で整形外科へ行きました。

レントゲンを撮ってもらってから診察室に入ると、整形の先生が、

「ガングリオンじゃないかなあ」

やっぱり。

私が初めて「ガングリオン」の単語を知ったのは大学の時です。
友人がそうだったので、大体どんなものかは知ってたつもりです。
でも、まさか自分がなるとは。

「ガングリオン」は良性の腫瘍と言うか、なんと言うか、まあできもの?
関節などから袋のように飛び出した中に液体が詰まった物体です。
できる原因も分からないし、症状も急に出たりちょっとずつ出てきたり、コブが固かったり柔らかかったり、痛みもあったりなかったり、悪性ではないものの、意味不明な感じもします。

「じゃあ怖いものとか悪いものじゃないんですか?」

と聞いたら、

「その可能性はないことないです」

って、ええっ!

「でも多分ガングリオンだと思います」
「もしも大きくなったらMRIとか撮ってみましょう」
「それまではしばらく様子をみましょう」

だ、そうです。

びっくりするじゃないか!(笑)

お医者さんという人種は「それはありません」と言って「もしもあったら困る」ので、こういう言い方するんですよね。

とりあえず様子を見て、大きくなるようなら注射で中身を抜くとか手術で袋を切り取るとかレーザーで焼くとか、そういう処置をすることになるかも知れません。
まず怖いものではないと思いますが、もしも大きくなるようなら、そっちの検査もしないといけないし。

他にも足の痛みもあると言ったからか、

「湿布を出しておきますので貼って様子を見てください」

とのことですが、それはガングリオン用ではなく痛み用なんでしょうね。

それから、

「足の痛みは立ち仕事のせいだと思いますが、仕事を減らすのはむずかしいでしょうから体重の方を落としてください」

と言われた、とも付け加えておきます(笑)