メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神

昨年10月から始まっていたんですが、最終日の今日になってようやく行くことができました。
もう行けないかなと諦めてたのでとってもうれしかったです。

20150112d

実は私はエジプトが大好きです。
今までも色んなエジプト展に行ってますし、エジプトに旅行にも行きました。
今は、エジプト国内が色々と不穏ですし、私も経済的にも体調的にもエジプトに行けるような状態ではないんですが、いつかまた、きっともう一度訪ねたいと思っています。
もちろん、次回はクマ旦那さんと一緒に。

それまではこういう展示会で満足(笑)
特に今回は興味のあるハトシェプストがメインテーマとも言える展示会なのでどうしても行きたかったんです。

ハトシェプストだけではなく、他には女神や王女など女性メインの展示物の数々でした。

古代エジプトという国は面白いところで、何千年もの間流行とほぼ無縁でした。
なので紀元前2000年でも紀元前200年でも見てもあまり区別がつかないんです。
不思議ですよね、王朝の交代はあり、エジプト人以外が王座に着いてる時期も長いのに。

かの有名なクレオパトラもエジプト人ではありません、マケドニア人です。
なので今でもマケドニアにはクレオパトラという名前の女性が多いのだとか。
ただ、クレオパトラの偉いところは、他の王家の人がエジプトの言葉が分からなかったのに、ちゃんと理解してたのだとか。
魅力的な女性だったんでしょうね、そりゃシーザーやアントニウスもいちころです(笑)

ハトシェプストは女性として魅力があったと言うのではなく、女性ながらファラオの地位についたところがすごい。
義理の息子のトトメス3世(兄弟であり夫であるトトメス2世が他の女性との間に作った子供)をないがしろにして王座に君臨したとか、いやいや幼かったトトメス3世を立派な王にするためにがんばったのだとか色々な説もありますが、とにかく王になった唯一の女王なんです。
そこがとっても魅力的です。

正直、副葬品だの像だのはどれを見ても同じように見えてしまうものが多いです(笑)
それでも、何回も足を運びたくなる、エジプト展にはそんな魅力とロマンがありますね。

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