「そば焼き」と「焼きそば」

今までにも似たようなことを何回か書いたんですが、神戸で以前はそう呼んでたのに今は一般的呼称の方がよく使われるようになった料理名というものがあります。

前に書いたのは「かんとだき」と「おでん」、それから「冷麺」と「冷やし中華」です。
どっちも私が子供の頃は前者が一般的だったのに、今の若い人達は後者が一般的みたいです。
いつ頃からそうなったのかは分かりませんが、今高校生の甥っ子や中学生の姪っ子ももちろん後者です。

そして私が友人とかによく話すのは、「そば焼き」と「焼きそば」です。
神戸ではずっと今一般的に「焼きそば」と呼ばれるものを「そば焼き」と呼んでました。
古くからあるお好み焼き屋さんとかで古いメニューが貼ってあるところで今も「そば焼き」のところ見かけることがあるので私の妄想とかではありません(笑)

神戸の友人とは「やっぱりそば焼きよね」と話しますが、以前、関西ですが他県の人にこのことを話したら笑われて、

「じゃあ焼きうどんもうどん焼き?」

とあちらは冗談で言ったらしいんですが、うどん焼きだと言ったらかなりびっくりしてました(笑)

ただし、「焼き飯」は「飯焼き」ではないんですよねえ、なんででしょう?(笑)

クマ旦那さんは関東の生まれなのに、なぜか神戸の呼び方が気に入っていて、今では「かんとだき」「冷麺」「そば焼き」です。
なんでそうなった?(笑)

そして今日のお昼ご飯は「そば焼き」でした。

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うちの母親が本当に「そば焼き」が大好きで、私が作る「そば焼き」を気にいってくれていて、

「この子が作ったらなんでこんなにおいしいんやろなあ」

と、いつも言ってくれてたのを思い出します。

そんな特別な「そば焼き」ではないんですが、我が家の味で口に合っていたんでしょうね。
いくつかそういう料理があるので、それは作るたびにやはり母親のことを思い出してしまいます。

なので我が家では私が作っている限り、「焼きそば」ではなくて「そば焼き」なのです(笑)