台風一過

文字通り、まさに文字通りのいいお天気になりました。

昨夜はすごかったです。
もう寝る時間になってからのことですが、風で空気がぐわんぐわんと揺らぐような音、何かが飛ぶ音、雨の音。
うちのマンションのベランダは結構幅が広いので、多少の風で雨がガラス窓に当たるということはないんですが、昨夜は普通に雨が打ち付けてました。

朝起きたらもう台風は行ってしまってましたが、まだ風は強く、6時半頃にゴミを出しに行った時にはほろぬくい風が吹いてるような状態でした。

そしてマンションの周囲が葉っぱだらけ。
それだけ木々が揺られたんでしょうね。

ベランダの方もすごい葉っぱ。
でも今掃除しても一緒だろうから、明日か明後日にします。
吹き飛ばされたのはつっかけだけ、被害も特にありませんでした。

今回も当地は被害とは無縁、ラッキーでした。
それでも電車は止まってて、クマ旦那さんはお仕事お休み。
始業後、会社に電話したら徒歩と自転車で来られた方が3名ほど出勤されてたようですが、他の方はまだだったようです。

私は今日もいつものように実家へ行きます。
あちらの様子も見ないとだし、いつもように父親のご飯もありますから。

さらにお昼からは歯医者さん。
台風が遅れたらどうかなあと思ってたんですが、予定通りに行ってしまったので歯医者さんへも行けます。

行ってしまったらそれこそもう普通の生活になれますが、今年は何回も悩ませてくれます、台風さん達。
まだこれから秋、台風本番の季節になるところなのにもう飽きてしまったよ。
もう来なくてもいい、んじゃないかな?

物がなくても食べられない~ひよこの聞きがたり(38)

今朝のテレビで「戦時中の食」のことをやっていました。
それでふと思い出したことを・・・

うちの母親は広島の「風早」というところに疎開していました。
疎開したのは母の一番上の姉の夫の家です。
母の姉とその娘、それから祖母、母の二番目の姉、母、母の弟の6人でお世話になったそうです。

それまでは神戸に住んでいたのでそれなりに食事情は良くはなかったようです。

母の一番上の姉(母とは親子ほど年が違う)が、

「どこそこの食堂でお箸が立つ雑炊の配給がある」

との情報で伯母と母、母の弟などでその食堂に行き、お箸を立てたら本当に立った、とか話していたことがあるので、不自由しない食生活ではなかったのでは、と思われます。

ただ、祖母は、

「ちゃんと食べてるのに」

と言ってたというので、一番上の伯母さんが楽しみで行ってた部分の方が大きいみたいです。

何しろそういうの好きな人だったんです(笑)
私が中学の時に亡くなったんですが、「これ今度出た○○」とか、珍しいものとかがあると買ってくれたりしてました。

それと、今は健康志向で「麦飯」「雑穀米」みたいなご飯を食べたりしますが、うちは両親共にそういうのが嫌いで、私が食べたくて炊いた時など情けなそうにして、特に母が、

「ご飯だけは白いのが食べたい」

と言ってたのは、

「戦時中に麦飯が嫌でたまらなかった」

からだと言ってたので、神戸にいる間は麦飯や、白いご飯だとしてもそれこそ「お箸が立たない雑炊」だったのかも知れません。

それが「風早」に疎開してからは、

「白いご飯がお腹いっぱい食べられて、そこにおいしいお漬物、あれだけでももう満足やった、おいしかったなあ」

と、母の二番目の姉が何回も言ってたので、おかずはともかく、ご飯には不自由しなくなったようです。

ところが、うちの母親は、私も大人になって分かったんですが、かなりの偏食、それもかなり頑固な偏食だったようで、

「ご飯以外にお漬物しかなくて、食べられないのでお塩かけたご飯だけ食べてた」

らしい(笑)

物がなくて食べられない時代にも関わらず、食べる物がそれしかないにも関わらず、それでも頑固に食べなかった母の偏食、ちょっと笑ってしまいました。

他にもこういう話がいくつかあります。

「子ども達は畑からトマトをもいで食べてたけど絶対食べなかった」
「子ども達は海にもぐってカキを取って海水ですすいでおやつに食べてたけど絶対食べなかった」

トマトもカキも、もちろん大人になってからも食べませんでした、母(笑)

偶然、作家の「北杜夫」さんがやはり子供の頃にトマトが苦手で食べなかったんですが、戦時中に同じような状況でもらったトマトを1つは友達にあげて、残った1つを食べるものがなかったからかかじったらおいしくて「あげたのを後悔した」と書いてたんですが、母は同じようにはならなかったようです。

私だったら、お腹が減ったらやっぱり食べてしまうと思います。
空腹だったら、よっぽど変なもの以外だったら、ただの好き嫌いだったら、やっぱり食べるだろうなあ、お漬物もトマトもカキも。
それを、空腹を我慢してでも食べない、う~ん、一本筋が通った偏食です。

ついでに、うちの叔父さんは、戦時中にやはり食べたものでその後絶対食べなかったものがあるようです。

「一番上の姉が仕事に行く前に作ってお昼ご飯に置いていってくれた焼き飯が具のない焼き飯でおいしくなかった」

らしくて、焼き飯を食べなかったそうです。
叔父さんが結婚してしばらくして、母が叔父さんの妻になった叔母さんに「焼き飯食べへんでしょ」と言ったら「なんで知ってるんですか?」とびっくりしてたそうです。

それからもう半世紀以上経ってるので、もしかしたら食べるようになってるかな?
今度電話した時に覚えてたら、叔父さんに聞いてみたいと思います。
もしも、今でも食べられなかったら、こっちもいい勝負ですね(笑)

甲子園の空に笑え!

私は運動が苦手で、大部分の運動にはあまり興味がありません。

なぜかサッカーだけは別ですが、それ以外のスポーツで何か大きな大会とかがあってもそれほど見る気もしない。
オリンピックとかも特にがんばって見ようというタイプではないんですが、話題になってくるとついつい見てしまうことはあります。
今年の冬のオリンピックでも、やっぱり羽生くんが気になってフィギュアとかは見ましたしね。

そういうわけで、甲子園も地元兵庫県に住まいしながら、

「ああ、やってるんだな」

と、テレビ欄とか見て思うぐらいです。

そもそも甲子園にもライブとかしか見に行ったことがない(笑)

そんな私でも、今日、これから(日記書いてるのはお昼過ぎです)ある決勝戦、今話題の金足農業と大阪桐蔭の試合にはちょっと興味があります。
昨日は朝、父親と病院行って待合室で待ってる間、テレビでかかってたので金足戦見てましたし、午後は昼食の後父親が見てたので一緒に聞いてました。

やっぱり気になりますよね、金足。
決勝まで勝ち進んだら予算が足りないとか、農業と部活を両立するとか(笑)

「甲子園の空に笑え!を思い出すなあ」

そう思ってしまって、余計気になってます。

「甲子園の空に笑え!」とは、昔「花とゆめ」に掲載された「川原泉」さんの漫画です。
漫画の舞台は九州ですが、農業が主な産業という田舎の小さな高校「豆の木高校」の野球部が甲子園に行ってしまい、決勝戦まで勝ち進んでしまうというお話です。
すごく面白かった。

野球をできるぎりぎり9人しかメンバーがいない、しかもそのうち4人は四つ子(笑)という野球部には顧問がいません。
大部分の教師が高齢で、監督とかお願いできない。
そこに新任の若い女の先生が入ってきて、顧問をやることになってしまう。
基礎をコツコツやってる間に、運の良さもあって県大会で優勝し、甲子園に行くことになります。

予算もない、ブラスバンドもない。
仕方がないので甲子園まで運転がそう得意でもない顧問の運転で、

「甲子園まで何マイル?マイクロバスで行くんだよ~」

とやってきて、甲子園を楽しんで楽しんでる間に決勝まで(笑)

優勝候補のある高校と宿が一緒になり、監督同士が仲良くなったりしながらも決勝で戦うことになりますが、

「豆の木の甲子園は夢の甲子園」

現実は厳しく、いい勝負をしながらも、豆の木は準優勝となります。

さて、金足はどうでしょう?
夢のまま優勝するのか、それともエリート集団大阪桐蔭に敗れるのか?

いつもなら、じっと見てなくてもやっぱり関西の高校を応援してしまうんですが、今回ばかりは金足応援しそうです(笑)

再始動

今日から再始動です。

クマ旦那さん、カレンダーの並びもよかった?のか、9連休でした。
長いお盆休みだったー(笑)

お休みと言っても私は実家の店もあるし父親の世話もあるしお盆は妹一家も来て忙しかったし、ずっとゆっくりできたり、遠出したりはありませんでした。
でも連休の始まりには、夜からコストコ行ったり、映画行ったり、カラオケ行ったり、姪っ子とプリクラ撮ったり、そうそう父親連れて外食にも行きました。
もちろんお墓の掃除やお墓参りもありました。

出不精の我が家としては、まあ上出来なんじゃないですか?(笑)

「お盆にはハワイに行ってきたの」とかも憧れます。
特に、今年みたいに長期のお休みになった時には。

いつかまた、そういうこともできるお休みも来るかも知れないけど、今の我が家にはこれで精一杯。
もうちょっと休める日が欲しいぐらい、こまこまと色んなことがありました。
気持ちも体も、楽しかったけどやっぱりそれなりに疲れたなあ。

「やっぱり家が一番」

旅行から帰ったらそう言うという笑い話がありますが、なんとなく私もそんな気持ちです。
普通の日常が一番、かも?(笑)

さ、今日からまたいつもの生活、がんばりましょう!

初そうめん

今日の夕飯、今年初めての「そうめん」にしました。

「えっ、夏も終わろうとしてる今頃?」と思われるかも知れませんが、ほぼ初なんです、本当に。

父親のお昼ご飯に作って置いたり、なんでだったか父親だけご飯がいる時に作って出したりして、残ったやつをちょっと食べたことはあるんですが、なぜか「そうめん」を本格的に食べるチャンスがなかったんです。
「冷やしうどん」や「おそば」や「冷麺」は食べたのに、たまたまそうなりました。

「ああ、一度おそうめん満足するまで食べたい」

そう思い、本当は昨日の夜にするつもりだったんですが、父親用に妹が作ってくれたご飯、お盆用に買ってた肉、炊いたご飯なんかが残ってしまい今晩にずれこみました。

うちは干ししいたけの戻したのをせん切りし、それを炊き込んで「そうめんのつゆ」を作ります。
しいたけを甘辛く炊いて具にしたりもするんですが、父親がこうするのが好きなんですよね。

他に「錦糸玉子」「千切りキュウリ」「ネギリング(買ったもの)」と、冷凍してあった「ミョウガ」を父親と私だけ食べました。
クマ旦那さんはミョウガがお好きでないもんで(笑)

間違えてちょっとたくさん茹でてしまったので、本当は帰って茹で立て食べさせてあげようと思ったクマ旦那さんは残り物で申し訳なかったんですが、今年初めて満足するまで「そうめん」を食べられてうれしかったです。

もうすぐ秋だけど、今年はいつまで暑いのかなあ?
まだもう1回ぐらいたべられるかしら?