イントネーション

今日の夕方、私が料理をしていたら父親が冗談をふってきました。

それがよく聞こえなかったので聞き直したら、もうちょっと大きい声でゆっくりと笑いながら言ってきたんですが、意味がよく分からない。

「え、なんて?○○ってどういう意味?」
「そやから、○○」

と、何回か繰り返してたらあっちイライラこっちもイライラ。

だって、冗談言って笑って終わろうとしたら、何回も意味聞かれたらそりゃイライラしますわな。

ただ、こっちも何を言ってるのか分からなくて、オチを言ってもらえないまま同じこと繰り返されててイライラ。

意味が通じなかった原因は、

「イントネーション」

でした。

父親は四国から関西に出てきて、今では人生の大部分を関西で過ごしたんですが、それでもまだ、どこかにちょっと関西弁と違う部分が出てきます。
今日の冗談もそうでした。
イントネーションを変えたら「ああ、○○か」と分かることが、全く意味が分からない。

実は、それでクマ旦那さんとケンカになったことがありました。
もう何だったか問題の言葉自体を忘れてしまったんですが、あちらの言ったことに私が普通に返事したら、失礼な言い方だと怒ったことがあったんです。

こちらにしたら何がなんだか分からないし、あちらはかなりカチンとくることを言われたと感じたようでした。
話をして理由は分かったんですが、ほんのちょっとイントネーションの違いでそういうことになるんですから、結構怖いですよね。

同じ日本語でもそういうことになるんですから、そりゃ国が違ったら行き違うことがもっとあっても不思議ではないと思います。
今、あっちこっちで起こってる色んな問題も、元はひょっとしたらこういう本当に小さいことだったのかも、と思いました。