今、できること

新型コロナの患者数が日々増えています。

諸外国ほど一気に増えてないのは幸いですが、それでも一日に100人とか200人とか、やっぱり多い。

それで心配なのはやはり医療崩壊です。
すでに急患を受け入れなくなっている病院もあるとか・・・

そういう経験はしたくありませんが、自分も含め、家族の救急車搬送や入院を何度か経験してきました。
その一番最初は母がくも膜下出血で倒れたことです。

その数日前にちょっと予兆はあったんですよね、頭痛がすると。
普段頭痛なんてない人が「頭が痛い」と言って内科に行きました。
内科の先生の判断は「むちうちかも」でした。
その数日前に高いところの掃除をしてて、首を痛めたことからだろう、と。

実は私はちょっとくも膜下出血を疑いました。
知人のお母様がやった時の話を聞いていたので。
それで病院に行くように勧め、本人も不安になったのか行ってきた結果が「むちうちかも」だったんです。

倒れたのは土曜日のこと、ちょうど友人と遊ぶ予定を入れてたのですが、母が体調不良ということで断って家にいた時に倒れました。

倒れてすぐに救急車を呼び、すぐに来てくれて病院に到着したのは約10分後でした。
どうしてこう細かく覚えているかと言いますと、ちょうど見ていたテレビが9時45分からの短い番組で、それが始まって少ししてからのことだったからです。
そして病院に到着した時、救急車の方が「10時ゼロ分」と報告したのを聞いていたからです。

病院に到着した時、母は息が止まって心臓が止まりかけてました。
それを病院の方が手を尽くしてくれて復活させ、その後手術もうまくいって後遺症もなく乗り切りました。
何よりも早く来てくれた救急車、そして病院の救命措置のおかげで助かりました。

その救急体制が崩壊してきている。
もしも、今、同じ状態で倒れた人がいたら、助からない可能性が高くなります。
倒れて10分だからこそ助かった、これが15分、20分だったらもう助かってなかったかも知れない。
運がよかったと思ってます。
その運を味方につけることができないのが今の状態です。

最前線でがんばってくださってる医療関係者には本当に頭が下がります。
こういう時、素人にできることは何もありませんから。
いくらお手伝いしたくても何もできない。
歯噛みするばかりです。

それでもできることはある。
できるだけ自分で健康状態をキープして、病院に手間暇をかけないようにする。
体調不良だけじゃなく、事故にも気をつけましょう、普段より運転も歩く人も気をつけて。

できるだけ病院を今必要な人にだけ使ってもらえるようにすること、医療関係者の負担を少なくすること。
これはやれると思います。

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