原始さん

昨日、水木しげるさんが亡くなりました。

今年は桂米朝さんも亡くなったし、私が大好きだった人が次々とあちらに行ってしまい、とてもさびしく感じています。

昨夜、テレビで水木さんのことをやっていて、その中で、

「あなたが一番好きな妖怪はどれ?」

というのがありました。

一番好きな妖怪・・・
なんだろう、と考えていたら、好きと言うのじゃないんですが、浮かんだ妖怪がいます。

「原始さん」

「ゲゲゲの鬼太郎」に出てきた大きな原始人みたいな妖怪?です。

70年代の日本は公害問題が深刻で、そんな時代に出てきた妖怪なんですが、「わはははははは」と笑いながら、汚染された川をきれいな流れに変え、コンクリートジャングルをに変えていきます。

お話とかはほとんど覚えてないんですが、とにかく高らかに笑うと魚が浮かんだ川がきれいな川になり、ビルが森に変わるシーンを覚えてます。

妖怪というのは現象なんだそうです。
昔の人が、何かの現象が起きると、例えば何もないのにいきなり切り傷ができると「それはかまいたちの仕業だ」と、現象に名前をつけて呼んだのが妖怪になったのだとか。

他に、年古る物や動物が不思議な力を持ったモノも妖怪になります。
人間は死ぬと幽霊になりますが、動物は妖怪になるそうです。

だとしたら、原始さんはなんの現象でなが年を経たのか、どこから生まれたのか。
豆腐小僧のように「ただ存在するだけ」の妖怪もあるらしいのですが、原始さんは本当に謎です。

アニメの鬼太郎で見ただけで、水木さんの原作は読んでません。
読んだら謎がとけるでしょうか?

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