今日という日

今日はセンター試験の初日でした。
うちの甥っ子も受験しています。

今日初めてセンター試験を受ける人達はもう地震のことを知らないんですよね。
それを思えば20年の年月の重みを感じます。

私は、20年前の今日は伯母の付き添いで病院にいました。
家族と連絡が取れなかった数時間、本当に不安で怖くて、連絡が取れた時に心からほっとしたものでした。

私は幸いにも直接の友人知人親類で亡くした人はいませんでした。
でも間接的には何人もそういう方がいらっしゃいます。

家もかなり壊れたものの、あっちこっち直して今でも実家は健在です。
でも二階の廊下は斜めになって壁は菱型のままですし、他にもあっちこっち傷跡が残ったままです。

復興と言っても何もかもが元通りになるわけではない。
それでも、時間が過ぎればまた楽しいことうれしいこと幸せなこともやってきて、それまでと同じように時間が流れていきます。

願わくば、もう二度とあんな悲しいことが起きませんように。
毎年そう思っています。