関東煮と8030

「8020運動」というものがあります。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、「80歳になっても自分の歯を20本以上持ちましょう」という運動です。

うちの父親はもう80歳を超えてるんですが、20本どころか30本以上自分の歯があります。
今までに虫歯になったことがない人で、歯が本当に丈夫です。
歯が丈夫過ぎて、長年噛み締めてついに歯が割れてしまったことがあり、それから定期的に歯医者さんに通っているので、まだまだ丈夫なままです(笑)

さて、話は変わりまして、今夜は「かんとだき」でした。

「かんとだき」とは、漢字で書くと「関東煮」で「かんとうに」とも読みます。
一般的に言うところの「おでん」ですね。

関西では元々「おでん」を「かんとだき(かんとうだき・かんとうに)」と読んでたんですが、いつの頃からか全国的な呼び名「おでん」の方が一般的になってしまいました。
元々、関西では「おでん」と言うと「田楽」だったので、やっぱり「かんとだき」なんですね、私の中では。

昨日、スーパーの広告にあったのは、この「おでん」とか「かんとだき」とか言われてる料理の食材の特売だったので、急遽それを作ることになったのでした。
昨日から煮込んでおき、今日になって煮込み過ぎると溶けるジャガイモと餅巾着を入れて完成させました。

今夜はそれを持って実家へ行き、父親と一緒に「かんとだき」で夕飯を食べました。

「すじ肉」「厚揚げ」「平天」「ごぼう天」「コンニャク」「ちくわ」「昆布」「ダイコン」「玉子」「ジャガイモ」「餅巾着」に、今回は残ってた「牛肉」も串にさして一緒に。
明日のお昼用に父親に残して帰ったんですが、その時に「餅巾着」だけは残さずにおきました。

だって、一人の時にお餅を食べてほしくないんですよ。
大丈夫だとは思いますが、万が一のことがあったら怖いですから。
「餅巾着」を好きなのを知ってるので、かわいそうかなとは思ったんですが、念には念を入れないとね。

「お父さんの方が自分達より歯が丈夫だから大丈夫だとは思うけど、一応その方がいいね」

と、クマ旦那さんも言ってます。

父親だけじゃなく、誰でも一人の時にはできればお餅はやめてほしい。
ちょっと心配し過ぎですか?(笑)

でもなあ、やっぱり好きな物はたくさん食べさせてあげたいんです。
明日、お昼に間に合うなら追加の「餅巾着」持って行ってあげようかなあ。

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「関東煮と8030」への2件のフィードバック

  1. なつかしいです。
    広島県出身、母は京都の人、
    「かんとうだき」濃い口しょうゆで
    作ってくれてました。
    母は今年81歳
    関東に嫁いだ私は
    おでんにはんぺんやちくわぶを入れております。
    「かんとうだき」という響きがなつかしく
    おもわずコメントさせていただきました。

    1. コメントありがとうございます♪

      今では関西でも「おでん」と言う人の方が多い気がしてちょっとさびしく感じてます。
      もうちょっとしたら通じなくなるのかなあ。

      お母様は今もご健在でいらっしゃるんですね。
      また「かんとうだき」の話でもしてくださいね。

      関西では「はんぺん」や「ちくわぶ」ってあまり入れませんよね。
      それと、今は「牛すじ」ですが、私が子供の頃は「コロ」と言ってクジラの、なんでしょうか、皮のすぐ下の部分?あれを入れてたと記憶しています。

      よろしかったらまた足を向けていだけるとうれしいです♪
      そちらのおでんの話でも聞かせてくださいね。

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