今日、実家の販売機のクモの糸をはらってました。
気がつくとすぐにあっちこっちに糸があるんですよね。
外に置いてあるから仕方がないけど。
以前、クモの巣ができなくなるスプレーとか買ったことがあるんですが、すぐに効き目が切れてしまうので気がついたらまたすぐ巣ができて、の繰り返しです。
その時に、タバコの販売機のコインを入れる口のところに糸がかかってしまい、気になったので手に持っていた販売機の鍵の先でひょいとはずしておきました。
それできれいになったと思ってました。
販売機のチェックも終わり、やれやれと一休みしてたら、お客さんが、
「お金を入れたのに入らなくて」
と。
父親が見て来てと言うので行って見てみたら、入り口のところでコインが何枚か引っかかってるのが見えました。
これはもしかして、と思いながら販売機のドアを開けたら、
「ああ、やっぱりクモの糸がひっかかってるかも」
すぐにはどうこうなりそうになかったので、お客さんにはタバコだけ渡しておわびを言ってから作業をすることにしました。
棒とかじゃコインメックの中に引っかかったコインが取れそうになかったので、針金を持ってきてコインを押したり引いたりしたんですが、クモの巣強い・・・
ほんのちょっとのクモの巣が多分コインの入り口のところに残ってたんでしょうね、それにコインがくっついて押して、コイン同士がくっついて動かなくなってる!
押したり引いたりしてなんとか取れたので、またコインを何回か入れて引っかからないのを確認してドアを閉めたんですが、本当に少しのクモの巣よく見たら分かるぐらいのがあの数枚のコインをしっかり抱き込んだんですねえ、びっくりです。
そう言えば少し前になりますが、クモの糸で何か素材を開発するとかいうのを見たことがあります。
なんだったか調べてもちょっと分からないんですが、これは確かに商品化したらすごく強い品物ができるだろうな。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のカンダタも、クモの糸がこれほど強いと知ってたら、他の亡者が登ってきても焦らずに上まで登りきれたかも知れません(笑)