考えずにできる家事

今日は4月3日、我が家では3月3日から一ヶ月お世話になってたお雛様を片付ける日です。

私が物心ついた頃から、すでに母がそういう風にしていました。
3月3日にお雛様を出し、一ヶ月よろしくとばら寿司をお供えし、ほぼ旧暦の3月3日の4月3日に一ヶ月ありがとうございましたとばら寿司をお供えしてまた来年までお休みいただく。

お雛様は早く片付けないと結婚できなくなる、と言われているらしく、さっと出してさっと片付けるところも多いようですが、うちはなぜかこういう形になってます。

なんでなんだろう?
母に理由聞いておけばよかったな。
もしかして母の実家でもこうしてたんだろうか?
でもお雛様があっても神戸の空襲で焼けてしまってるはずだし。

まあ今さら言ってもしょうがないことはおいておいて、こういう行事が決まってる時は用事が増えるだけ大変ですが、逆にかなり気が楽になることがあります。

「今日のご飯どうしよう」

これがない(笑)

例えば「丑の日」にはうな丼、冬至にはかぼちゃという風に、その日に決まった食べ物があると「どうしよう」がなくなるのが本当に楽です。

思えば毎日毎日考えてるんですよね、「ご飯どうしよう」って。
買い物に行く前から決まっていたら、さっと行ってさっと買ってさっと作って食べられますが、一度「どうしよう」にはまると買い物に行ってもぐるぐる、行く前からぐるぐるです。

よくよく考えてみたら、みなさん毎日よくがんばってますよね。
実家にいた頃は母と2人で考えてたんですが、今は自分1人でよくやれてるなと自分で自分をほめます(笑)

食事だけじゃないです、他にもいっぱい。
私が特に考えるのは、いつ洗濯していつ干そうということです。
どこに干そうも考えます。

うちは今、ほぼ室内干しですが、それでも干す場所はかなり考えます。
今は和室とリビングの間をぴっちり閉めて寝ているもので、寝る時にふすまの桟に吊るせない。
今、お役御免になりかけてる前に使ってた洋服ハンガー(ちょっと壊れてる)に吊るして和室に入れてますが、正直場所を取って邪魔です(笑)

お風呂場に毎日干してガス使うのももったいない。
お昼と夜では干す場所変えて、それでも今の時期は乾きにくいので残ってきたらあっちに移してこっちに・・・はあ、大変です。

子供の頃ってこういうことを考えなくていいから時間があったんだろうなあ。
とにかく、考えずに家事ができたら、一日の時間ってもっと有意義に使えるような気もしてます。

広くて使いやすいキッチンに大きな食洗機、乾燥まで全部やってくれる大きな洗濯機、洗濯干す専用の場所とか部屋。
憧れるなあ(笑)