今年も残すところあと3日となりました。
毎年毎年、大晦日にはばたばたしてしまうのですが、今年はちょっと余裕を持って新年を迎えたいと思いました。
そこで、この年末に色々重なって大変だったので、その勢いでいつもより1に日ずつ前倒しでやってしまおうと無茶な予定を立てました(笑)
今日は実家の片付けです。
今月の始めにちょっと実家の補修工事がありまして、その片づけがまだ残っていたのです。
さぼっていたわけではありませんよ、多分。
台所の方は早々に片付けたのですが、洗濯機をどかした後も片付けなくてはいけなかったのですが、体調と用事の折り合いがつかず、こんなぎりぎりまでほったらかしにしてただけです。
・・・それをさぼっていた、と言うのかな、ひょっとして(笑)
そんな忙しい日だったんですが、午前中に父親と買い物に行き、何か食べたいものはないか聞いたら、
「鯛のアラ炊きが食べたい」
と、手間のかかるものを頼まれてしまいました(笑)
毒食らわば皿までと申します、勢いで作ってあげましょうか。
アラ炊きで一番大切なのはうろこの処理です。
これさえできれば、後はじっくり煮るだけの、考えようによると大変簡単な料理です。
まず平たいお鍋に千切りにしたショウガ、砂糖、濃口醤油、酒、みりん、水を入れてスタンバイさせます。
そうしておいて同じく平たいお鍋にお湯を沸かします。
別に平たくなくてもいいんですが、平たい方が作業がしやすいのです。
今日はフライパンを使いました、それでもいいんです。
沸騰したお湯にアラを入れ、表面に火が通って白くなったら水を張ったボウルに入れます。
水の中で丁寧にうろこを取ったら調味料を入れたお鍋に。
この作業を繰り返します。
めんどくさければうろこがある部分だけやっても構いませんが、さっと霜降りにした方が臭みが抜けると思います。
後は落し蓋をしてくつくつ煮るだけ。
ね、簡単でしょ?
最後に火を強くして煮汁をかけながら照りを出したら立派な和食の一品です。
ショウガの代わりに細く切ったゴボウを入れてもまた違った風味でおいしいです。
手間ひまかけた甲斐あって、父親に喜んでもらえました。
忙しかったけど、おいしいと言ってもらえるとやっぱりうれしいですね。