小倉山

先日、いとこがお彼岸に実家に来てくれて、写真のようなお菓子をお供えにしてくれました。

20140924b

「をぐら山春秋」

写真のように、小さなあられが8つ、一つのパックに入ったかわいらしいお菓子です。
名前の通りに「小倉百人一首」の歌からとった8種類のおかきを入れてるんだそうです、なんとなく粋ですね。

実は私は古典が好きです。
百人一首は中学の時には全部覚えていたんですが、今は多分半分も覚えてないだろうなあ。
時々思い出したように百人一首の本を読んでは「ああ忘れてる」とがっかりします。

ただ、歌が好きで覚えてるだけなので、競技の百人一首はさっぱりでした。
全部覚えてたら上の句の1字の「むすめふさほせ(これから始まる上の句は1つしかないので聞いたらもうどの札か分かる)」だけで札を取ることができません、なのでかるた取りに勝ちたい人は必要なところだけ覚えたりしてました。

学期ごとに変わる学科クラブで百人一首クラブに入った時、一度全国2位の子とやることになったんですが、もう全然違う、何しろ素振りから入るし(笑)
なんとか1枚でも取りたいとがんばって何枚か取れたと思うんですが、あんな運動神経、私にはなかったですねえ、百人一首はスポーツです(笑)

運動が苦手な私は、今ものんびりと対訳付の源氏物語とか百人一首を読んでは、古典の響き、古い日本語っていいなあとひたっています。