少し前ですが、テレビ番組で外国の方が、
「柏餅って葉っぱが緑のと茶色のがあるけどどうして?」
みたいな疑問を投げかけてました。
考えたことなかったです。
言われてみたら2種類ある。
でも不思議とか思ったことなかった。
理由をやってたんですが、そういうことなのかーと納得するやらびっくりするやらでした。
明治以前、日本は太陰暦、旧暦を使ってました。
それが明治になって太陽暦、今の暦を使うようになった。
すると季節がずれてきたんですね。
今までより1ヶ月ぐらいずれる計算です。
それで、それまでの5月5日、端午の節句の頃にちょうど葉っぱが青くなってそれを使ってたんですが、暦がずれたら葉が落ちてしまって使えなくなる。
それで塩漬けして茶色くなった葉っぱを使うようになったんだそうです。
それが、その後の貯蔵技術が発達し、今は青いままでも使えるようになってきた。
それで2種類の葉っぱの柏餅ができたんだとか。
へえ~知らなかったですね。
びっくりした。
そして今日、行きつけのパン屋さん(元は和菓子屋さんでした)で柏餅を買いました。
中のあんこが父親はこしあん、クマ旦那さんと私は粒あんでお願いしたら、写真のようになってました。
そう、茶色いのがこしあん、緑のが粒あんです。
うまくつかってる~
つい最近知ったばかりの知識をこんなところで確認するなんて。
なんだかいつもより楽しい柏餅でした。