父親の実家はみかん農家です。
今は私のいとこが継いでみかん作りを続けています。
と言っても、もういとこも高齢になり、その息子は後を継いでいないのでいつまで作り続けられるか、と言うところですが。
それでも、今でも年に何回かみかんを送ってくれています。
私は実はみかんがちょっと苦手で、普通に売ってるみかんはあまり食べられないんですが、なぜかいなかのみかんだけは食べられます。
だって、甘いんですよ、とっても!
売ってるみかんを食べてあんなにおいしいと思ったことはほとんどありません。
そのみかんを送ってくれる時、一緒に写真のような物を入れてくれてます。
愛媛名物の「じゃこ天」と「かまぼこ」です。
今は「じゃこ天」もあっちこっちで知られるようになりましたが、昔は関西では見ることはなくて、送ってもらうのを楽しみにしていたものでした。
昔はどうと言うのはあまり好きではないんですが、昔の「じゃこ天」はもっとじゃきじゃきしてたように思います。
今は以前から使っていた魚だけじゃなく、もっと大きな魚のすり身を混ぜているからだと聞いたことがありますが、本当のところは私には分かりません。
ただ、本当に食感が違いました。
それでも、今のも十分においしくて、みかんの箱を開けて包が入ってるのを見るとますますうれしくなります(笑)
うちの母が特に好きで、いとこにお礼の電話をした後に、
「じゃこ天ばっかりほめてみかんのお礼を言うのを忘れた」
ということもありました(笑)
とりあえず届いたらすぐにお仏壇にあげてます。
あれだけ好きだったんですから、あげなかったら怒られますからね(笑)