そう言って戻ってくるんだろうな、となんか漠然と思ってたんですが、志村けんさんが亡くなってしまいました。
正直びっくりしたの半分、やっぱりというの半分でした。
それ以前に肺炎やら他の病気やらをやってたこと、ヘビースモーカーだったこと、お若く見えても年齢は70歳ということ、そこから考えると難しいのかなと思う部分もありました。
その半面、ああいう世界でトップまで登り詰め、何十年もその位置にいられた運、その運で今度も乗り切られるんじゃないだろうか、戻ってこられて闘病経験を面白おかしく話してくれるんじゃないだろうか、とも。
一般の70歳の方と同じ確率で感染し、同じ確率で死ぬこともある、同じ人間とは思ってない部分がどこかにあったようにも思います。
著名人ってそういう感じがなんとなくしてしまうから。
今度のことで改めて、ウイルスにはそういう区別がない、誰も同じ条件で感染する可能性があり、命を落とす可能性もある。
特に今回は「若い人は罹りにくい」「若い人は重くなりにくい」との情報で、良い休みとばかりに遊んだり出かけたりする人が結構いるようです。
志村さんの死が、そういう方たちに「みんな同じ、特別はない」と教えてくれて、少しでも悲劇を減らしてくれたら、その時はあちらから「大丈夫だあ」と笑ってくれるんじゃないか、そう思ってます。