極早生

父親のいなかは愛媛のみかん農家です。
今は本家のいとこがついでみかんを作ってはいるんですが、いとこももう結構いい年齢になり、今年は腰を痛めたとかで、農業を継いでいない息子が帰ってきて(単身赴任してる)収穫してもらったとか。
あと何年ぐらい送ってもらえるのかなあ。

先週の金曜日、極早生が届きました。
極早生ってまだまだすっぱいんですよね。
見た目から黄色に青が混じってまだまだ若いという見た目です。

子供の頃、運動会になると母親がお弁当と一緒にこの極早生と栗の茹でたのを持って来てくれてました。
でも私はすっぱくて食べられなかったなあ。

今もすっぱくて一人では食べられません。
クマ旦那さんや父親が食べて「これは甘いよ」と認定されたのを1房、2房ともらって食べてます(笑)

その極早生が、

「あ、カビが!」

重くて一度には持って帰れないので、荷物の様子を見ては少しずつ持って帰ってクマ旦那さんのデザートになっているんですが、箱の下の方でカビが生えて緑色になってしまっている。

急いで上のを取り出して見たんですが、何個か同じような状態で、他のにも潰れた汁が。

一度大丈夫なのを箱から取り出し、汁を拭いては新聞紙を敷いた上に戻す、という作業をしました。
こうしてないとあっという間にカビカビカビになってしまいます。

どうしても全部無事、というわけにはいかないなあ。
送られてくる間にどうしても下のに重みがかかってしまうから。

今日は持って帰った時、駐車場で知り合いの方に合い、みかんがお好きだとおっしゃるのでおすそ分けしました。
こういうのはケチをしてだめにしてしまう方がもったいない。
みかんもおいしく食べてもらいたいはず。

この後も何回か色んな種類を送ってくれると思います。
できるだけ無駄にせず、おいしくいただきたいと思ってます。