ホットドッグ

うちの父親にはお気に入りのパンがあります。
それを、やはりお気に入りのパン屋さんで買い、冷凍したのを毎朝焼いて食べてます。

そのパン屋さん、毎月決まってサービスデーがあるもので、その日にちょっとまとめ買いをし、店の冷凍庫に入れてあります。
せっかく大きい冷凍庫あるんだしね(笑)

今週末がそのサービスデーなんですが、惜しいことに、今回はあと2日残してパンがなくなる計算でした。
父親はそこそこ分厚いのを毎朝決まって2枚食べるので残りが計算できるんです。

できればその日に買いたいからどうしようかなと考えて、久しぶりにホットドッグを作ることにしました。

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気がつけば我が家のホットドッグはこれでした。

小さく切ったキャベツを炒めて(私は塩炒りすることが多いですが)ケチャップで和え、そこに切ったソーセージを焼いてはさみます。
パンには辛子バターとケチャップ、それからオーブントースターで焼いた後でまたケチャップとマスタード。
今朝はマスタードを切らしてたのでマスタードなし、ちょっと色がさびしくなりました。

ずっと家で食べるのはこれだったもので、ホットドッグってキャベツとソーセージが挟んであるもの、という意識があり、ある時映画を見てびっくりしたことがあります。

その映画では、主人公がスタンドのホットドッグ屋さんからホットドッグを買うんですが、お店のおじさんがほかほかと蒸したパン?を箱から取り出し、パンと同じ長さのソーセージ、やっぱり蒸してあるのかな?それをトングではさんでパンにはさみ、そのまま主人公に渡したんです。

「え、ケチャップも野菜も何もなし???」

本当にびっくりしました。
あのまま食べておいしいのかな?と思いました。

その後、コストコに行くようになり、フードコートで例のでっかいホットドッグ!を食べて、

「ああ、なるほど、こういうことか」

と、納得しました。

コストコのホットドッグ、まさにあの映画で見たまま、パンにソーセージをはさんだだけで渡してくれますよね。
それに自分でキャベツやピクルスやケチャップ、マスタードをかけたりはさんだり。
なるほど、ああいうのがアメリカ風なんだなあ。

もっとも、コストコだけしか知らないのでアメリカ全部がそうかどうかも分かりませんが、長年の謎がコストコのおかげで解けた気はしました(笑)