おいしいの達人

食べる楽しみ、作る楽しみ、両方の楽しみがあるんですが、作る楽しみには作った後でもう一つ楽しみがあります。
それは「おいしかった」と言ってもらう楽しみです。

毎回毎回満足いく100パーセントの料理が作れるとは限ってないんですが、それでも、食べ終わって「おいしかった」と言ってもらえるとうれしいですよね。
誉められて伸びるタイプなので、私(笑)

うちは父親がおいしかったら「おいしい」と言ってくれる人なので、食べても何も言わない人がいると知った時はちょっとびっくりしたものです。
もちろん、クマ旦那さんも「おいしい」と言ってくれます。

ただ、なんでもやみくもに「おいしい」と言うのではなく、自分の口に合わなかったら「今日は薄かった」とか、「もうちょっとこうしてみたらどうかな」との感想ももらえます。
味の薄い濃いは好みがあるので、自分がこれでおいしいと思っても食べる人からすると薄いってこともありますし、感想を聞くことで作る方も感覚をつかんでいけます。

うちは大体普通に作るとおいしいと言ってもらえるんですが、私がちょっとだけ薄口になったかなと思ったら、2人はかなり薄く感じるようで、そんな時は「今日のはもうちょっと濃い方がいい」と言われます。
私の許容範囲と2人の許容範囲がちょびっとだけ違うみたいですね。

そういう、「口に合わなかった」との感想ももらえたら、普通に「おいしい」と言ってもらえた時は本当においしいんだなと思うことができます。
自分であまりおいしくないと思ってるのまでおいしいと言われたら、普段のもどうなんだろう?と思ってしまいますから(笑)

そういう意味で、うちの父親もクマ旦那さんも、おいしいの達人なんじゃないかな。

実は、今日作った「ゴマみそ牛丼」も、「もうちょっとだけ一味欲しい」と言われてしまいました。
お味噌の味でかなり味が違ってしまうと思うので、一味足りない時にはお味噌に合わせて何か一味、みりんとか塩、醤油で一味加えてください。

まずはキャベツを短冊ぐらいに切ります。
切ったら塩を振ってレンジにしんなりするぐらいかけるか茹でます。
少し冷ましたらぎゅっと水気を切ってご飯と混ぜ、丼に盛ります。

味噌、練りゴマ、酒を同量混ぜてタレを作り、味を見て整えます。

牛肉を炒めてタレを絡め、その時にタレの容器に同量の水を入れてすすぎ、それも入れて無駄がないように。
味が絡んだらご飯に乗せて白ゴマをかけてできあがり。

タレの味を見て、一味足りないと思ったら、何か加えて調整してください。

ちなみに、昨日作ろうと思ってて、やめて「牛ポン丼」になったのがこれでした。

画像

続きを読む おいしいの達人