「その他」カテゴリーアーカイブ

早朝のサイレン

正確にはサイレンじゃなかったかも知れませんが、何しろ寝とぼけてたもので、サイレンにさせていただきます。

本当にびっくりしました。
テレビの画面を見て何が起こったのか一瞬では分かりませんでした。

うちの携帯とスマホはウィルコムのため、いわゆる「Jアラート」は一切鳴りません。
なので、テレビの警報で知りました。

びっくりしてあっちこっちチャンネルを変えたら、ケーブルテレビの通販番組はやってましたが、他はほぼ同じような画面で、地震の時みたいな感じでした。

時間を見て、

「この時間だったらもう通過してるだろう、何もなかったんじゃないか」

と、思えましたが、クマ旦那さんは、

「一発だけで終わる保証はないよ、まだ来るかも」

と、しばらく警戒してました。

今回は無事に何もなく終わりましたが、次に何もない保証は本当にないんですよね。
何をどうするのが一番いい方法かは分かりませんが、一日も早くなんとかしてほしいものだと思います。

高齢独居にちょっと安心

うちの父親は世間的に見ると高齢者の独居生活です。

私が近くにいて、まだ一人で商売をがんばっているので、その手伝いと家事の手伝いにほぼ毎日通ってはいますが、それでも、やっぱり一人は一人なんですよね。

それに大病もやってるし、今は足腰も弱ってます。
歯と内臓、それに頭、これが丈夫でね~(笑)
歯なんかほぼ虫歯なし、経年劣化(笑)で割れてしまった修理はしてますが、今でもなんでもバリバリ食べてます。
多分、クマ旦那さんや私より丈夫な歯ですね、今でも。

店の商品のこと、お客さんのこと、お客さんが買ってる商品のこと、なんでもかんでもよく覚えてて、完全に私は負けてます。

それでも、やっぱり心配です。
一日24時間、寝てる時間も含めて、やっぱり一人の時間が多いから。

今の生活はいい距離感だと思ってます。
平日のお昼大部分、私が実家にいて、そこでできることはやって、洗濯や捨てるもの(ゴミ捨て場が県道を挟んでいるので持って行かせられない)を持って帰る。

実家に行く日も行かない日も、定時連絡を何回もします。
妹一家が泊まってくれてる時とかはしないこともありますが、それ以外は必ず電話するようにしてます。

かなり恵まれた環境だと思ってます。
一人暮らしの親を置いて、遠くから気にしてらっしゃる方も多いのに、こうして毎日通えるし、クマ旦那さんも「自分はいいからお父さんを見てあげて」と言ってくれる人ですし。

ですが、上にも書いたように、やっぱり独居老人なんですよね。
それで、市のサービスに申し込むようにしました。
一人暮らしの高齢者が、何かあった時に緊急連絡する装置を、今日つけてもらいました。
市の条件に合ったので、つけてもらえました。

ほっとしたなあ。
設置型の本体と、ペンダント式のスイッチのセット。
具合が悪くなったらそれを押したら、24時間体制のセンターに連絡が行きます。

もちろん、携帯でうちや妹のところに電話したりもできますが、ボタン一つで看護師さんに連絡が取れる、もう一つそういうルートを確保したことで、私がほっとできることが増えたんじゃないかと思います。

全国的にこういうサービスってあるんだろうか?
うちの市には幸いこういうのがあって、他にも受けてなくても色々なサービスがあります。

よくニュースとかで知られずに亡くなってる高齢者、こういうの受けられなかったのかなあ?
まずはサービスがあるのかどうか、そしてそれが認知されてるのかどうか、がとっても気になりました。

主婦の料理、シェフの料理

昨日、新聞で目にしたコラムにこんな一説がありました。

コラムの著者が、何かの小説で読んだエピソードなんですが、料理ができるご主人がスクランブルエッグを作ったら塩辛くなってしまった。
ご主人はそのスクランブルエッグを捨てようとするのですが、奥さんがそれを止めて、お湯を沸かし、少なめの調味料と玉子を入れてスープにした、と。
そして「これが主婦の料理だ、男性の趣味とは違う」と。

そうなんですよね、主婦の料理ってそういう部分あります(笑)
主婦じゃなくても、お菓子作りを失敗したのを修正してできた「タルト・タタン」なんて料理もありますが、その料理の「出来」にこだわるなら、失敗作は捨てざるを得ない。

毎日の家庭料理で失敗したら捨てるなんて、そんなことしてたら、やってられないですよね。
失敗は失敗としてそういう修正をするか、または「ごめんね~失敗しちゃった」と笑って食べるか、ですね。
ちなみに私もよくあります(笑)

さて、ちょっと話は変わりますが、これもまた少し前になりますが、ネットで、あるご主人が、

「妻が記念日に2人で8万円のコース料理を食べたいと言うが、自分はもったいないと思うので行きたくない、行くことにはしたが、本心はそれぐらい出すなら旅行の方がいい」

と、他の方に意見を求めているのも目にしました。

2人で8万円、1人4万円の外食!
うわ、やっぱり高いですよね。
私でもやっぱりちょっと考えてしまうと思います。
いや、ちょっとじゃないな、めちゃめちゃ考える、思いっきり考える、というか行きたいと思えるかどうかも分からない。
それだけあったら1ヵ月の食費になる・・・

でも、この奥様の気持ちもよーく分かるんですよね。
日々、そういう料理、失敗した卵をスープにするような生活をしているからこそ、日常だからこそ、何かの記念日にはそういう「ハレの日」の料理を食べて、プロのシェフの料理でもてなされたい、そういうことですよね。

「後に残るものもないのに、たかだか2時間ぐらいでご飯を食べるのに8万円使いたくない」

そうおっしゃるご主人の気持ちもよーく分かります。
でも、その2時間、人生の中でかけがえのない思い出になるなら、それから一生「そう言えばあの時食べたあの料理、おいしかったよね」と思い出して満足できるなら、それはそれでもったいなくはないのかな、とも思います。
第一、毎月そういうの食べてるわけじゃなく、何かの記念、それこそ一生に一回かも知れない。
もしも、経済的にそういう余裕があるのなら、決して悪い出費じゃない気がします。

そういう時に、いくらおいしい、好きだと思っても、「主婦の料理」に8万円は、出せない、ですよね~(笑)
いつものテーブルの上にいつもの食器、場合によってはちょーっと欠けてたりするのもあったりして、盛り付けもいつものように、どーんと盛りつけてある。
家庭的で、温かくてほっとする空間ではあっても、やっぱり出せないですよ、8万円。

プロの「シェフの料理」だからこそ、お店の雰囲気、サービス、食器やらお花なんかの飾り付け、音楽、そういうすべてを含めての「おもてなし」だからこそ、出してもいい、と思えるんでしょう。

主婦にシェフを求めるのは違うし、シェフに主婦を求めるのも違う。
ケース・バイ・ケース、どっちも楽しめる人間が一番得だな~とか考えてました。

そして私は今日も「主婦の料理」です。
昨日の残りの「ベラの唐揚げ」と「鶏の唐揚げ」をどうやって温めて食べようか、そう考えてます(笑)

ファスナーも日本製がいい

今日はちょっと空き時間ができたもので、少し前から気になっていた保冷バッグのファスナーをなんとかしよう、と思いました。

買い物に行く時に持つ保冷バッグ、かなり便利に使ってました。
そこそこ長く使ってます。
ファスナーをしめたら上がぴっちり閉まってしっかり保冷、もっと物が増えたら中の袋状の部分をひもでしばって巾着にして使えるのでとっても便利です。

そのファスナー部分が壊れました。
正確にはファスナーの「持ち手」の部分が壊れてしまいました。

壊れたのはちょっと前なんですが、しばらくは大きいクリップをつけて使ってました。
それがちょうどよかったんですよ(笑)

それが、クリップがあっち引っかかりこっち引っかかり、だめになってしまって、それからは手で閉めるようにして使ってました。
手で引っ張ってもなんとか閉まるし、一日にそんなに何回も開け閉めするものでもないし、それでなんとかなってたんです。

それが、また具合悪くなってきたので、時間ができた今日、色々工夫して直そうとしたんです。

「ひもでもつけて引っ張ってみたら?」

と、クマ旦那さんに言われて、それは簡単だなとやってみたけど、ひもはだめですね、うまく閉められない、開けっぱなしになります。

しばらくひもつけて色々やってたんですが、どうしてもだめでした。

次に、実家に行って父親に言ったら、なんか適当な金具を出してくれました。
なんでもあるが、なんにもない我が家です(笑)

「あ、これいいかも♪」

S字フックみたいな金具なんですが、引っ張ったら具合がよかった。

ただ、元が開いたままになるので、そこを直してから使おうと、その金具を引っ張って、ファスナー部分を閉めようとしたら、

「あ、折れた!」

あーあーファスナーの金具を引っ張る部分、あそこが折れてしまった・・・
これで本格的に壊れてしまった・・・

今までも、色んな物が壊れて、そのたびにファスナー部分がだめになることが多かった気がします。
引っ張るタイプの保冷バッグも、布団カバーも上下共ファスナーがやられました。
父親のズボンも2つもファスナーから。

ファスナーなんてそう簡単に壊れるものだったのかな?と考えて、ふと思いつきました。
調べてみたら、どれもどうも日本製ではない。
正確には「YKK」ではなかったです。

たまたまなのかも知れませんが、かなり長く使えてるファスナー、どれも「YKK」のマークがついてたように思います。
やっぱりファスナーも日本製が丈夫なんでしょうかねえ。

さて、保冷バッグですが、金具のところを手で開け閉めしていたので、今の状態でも特に変化はありません。
でもやっぱり、ちょっと買い替え考えた方がいいのかも。

他の部分が全然大丈夫なだけにもったいないし、使い勝手のいいのが見つからないんですが、仕方ないのかも・・・
ファスナーの付け直しも考えないことないんですが、そこまでする価値があるのかどうかもねえ・・・

見頃のたんぼ

私は中学を卒業するまで須磨に住んでいました。

その頃、多分もう中学生になっていた頃、父親が、

「社会の見学のために」

と、北区の田んぼを見に連れて行ってくれたことがありました。

妹と2人で、

「本物の田んぼ初めて見る」

と、大喜びしたのを覚えています。

その後、父親が会社をやめて店をやることになり、今の場所に引っ越してきたら、家の周囲が田んぼだらけ(笑)

「あの時の感動はなんだったのか・・・」

と、しばし呆然としたのを覚えています。

えらいいなかに引っ越してしまったなあ、とも思いました。

それから年月が経つと、県道をコンバインとかが走ってるのも平気になり、高校の時には毎日田んぼの横を自転車で走って通学し、大学に入った後はバイクや車で田んぼの中を通り抜けて通学するようになり、すっかり慣れてしまいました。

もう少し時期を逸してしまいましたが、私が一番好きな時期というのがあります。
もうちょっと苗の背が低い時期、お天気のいい日に田んぼの横を自転車やバイクで走り抜けると、空が映った水面が、走るのに合わせてさーっと銀色の線のように移動するのがとても好きです。
ほんの短い時期だけですが、そんな時にその風景を見ると、今もうれしくなります。

以前は田んぼだったところも今では家や店が建ったりしてかなり減ってしまいましたが、今でもまだあっちこっちにあります。
今日は父親を散髪に送り迎えして、ついでにちょっと買い物して、その時に田んぼの横を通って結構育った苗を見てきました。

このまま台風やその他の災害が来ず、あの苗達がどっしりと頭を下げてくれますように。