月が変わっただけでなんだかずいぶんとあっちこっちゆるくなったような気がします。
実際はカレンダーなんて人が決めた決め事、自然のことには関係ないんですが、月が切り替わっただけで色んなことが変わったように思うから、仕方ないのかも。
いつも年末年始になると思います。
お正月ぐらい病気の人が元気になって家でお正月を過ごせればいいのに、と。
これは、震災の年に亡くなったおばのことがあるから特にそう思うのかも知れません。
4月に亡くなったんですが、最後のお正月にすごくそういうことを考えました。
このお正月ぐらい元気でいられたらいいのに、元に戻ればいいのに、と。
おばは三ヶ日は家で過ごせたんですが、4日に具合が悪くなって緊急入院し、その後は何回か一泊で一時退院できたものの、連続して家で寝られたのはお正月が最後になりました。
そのことがあるからすごくそういうことを思います。
コロナは6月になったからって手加減してやろう、なんて思いもしないし、もうそろそろやめようとも思わないでしょう。
それが分かっていてもなお、カレンダーを1枚めくっただけで大丈夫な気持ちになるのがちょっと心配なような、逆にもうそろそろいいんじゃないかなと思うような複雑な月のスタートになりました。