期日前投票

いつの頃からでしょう、選挙は当日ではなく期日前投票に行くようになりました。

以前は色々厳しかったんですよね、確か。
遊びに行くとかはだめだったように思います。
それがレジャーでも大丈夫、となってもうかなりになる気がするなあ。

うちと実家はほんの500メートルほどしか離れていないんですが、投票所は別の場所です。
なので選挙当日に投票に行く時は二箇所に行くことになってました。

マンションから車を出し、実家へ父親を迎えに行き、実家の投票所である公民館まで行き父親が投票を済ませる。
そのまま今度はうちの投票所に行くんですが、こちらは中学校で大きいので、駐車場に車を置いて投票に行きます。
それから帰りにスーパーで買い物とかして実家へ戻り、一緒にご飯を食べたりすることもありました。

それはそれでいいんですが、そうするとせっかくの日曜日がつぶれてしまいます。
それで期日前投票に行くことにしました。

最初のうち、父親は「選挙は当日に行くもの」という感じだったんですが、

「でも平日に終わらせておいたら日曜日にゆっくり休めるよ」

と言ったら、

「気が付かなかった!」

みたいなびっくりした顔をしたのを私は忘れません(笑)

「気づいてなかったんかーい!」

と、口には出さなかったですが心の中でつっこみましたね(笑)

それ以来、適当な日を選んで期日前投票です。

今回はクマ旦那さんが今お休みで家にいるもので3人で行きました。
一緒に投票に行けるのも期日前のいいところです。

こちらは投票所より少しだけ遠い市役所の支所ですが、たくさんの人が来ています。
駐車場から投票所のある階まで歩くとちょっとあるもので、父親に車椅子を借りるんですが、珍しく他の人が使ってらっしゃって戻ってくるまで待ちました。

「今日はえらい人が多いなあ」

と言ったらクマ旦那さんが、

「時間的に(11時半頃)投票が終わったらお昼ご飯を食べようという人が多いんじゃないの」

と言って、なるほどと思いました。

うちは一応店もあるし、何より今日のお昼は昨夜の残りなので外食はせずに帰りましたが(笑)

帰り道、仕事でうちの問屋さんにちょっと寄り、そのまま実家へ。
3人でお昼ご飯食べ、クマ旦那さんを送ってから買い物に行き、戻ってご飯作りをして、いつもの時間に帰ってきました。

さて、この初夏は色々と用事がありましたが、これでひとまず一段落かな。
明日は家でゆっくり過ごします。

過ぎると忘れる

日曜日に法事で大阪のに行ったんですが、その時にちょっとしたショックを受けたことがあります。

行きの車の中で話をしてる時、高松の叔父さんが、法事をするいとこの家のあるマンションの話題になった時、

「あそこも地震で大変やったな」

みたいなことを言ったんです。

私の頭に浮かんだのは、阪神淡路の時、エレベーターが止まってしまい、当時もうそんなに若くなかった伯父さんが階段を歩いて水を運んだという話でした。

「あの時は大変やったみたいやねえ、おじちゃん、給水車が来たら何回も上がりおりした言うてたなあ」

と言ったら、

「いつの話をしどんや」

と言われてとまどいました。

高松の叔父さんが言ってたのは、昨年大阪のあたりであった地震のことでした。

「そういえばそんなこともあったような・・・」

ありましたよね、確かに。
でも私はすっかり忘れてしまってました。
あの時は「おにいちゃん(いとこのこと)大丈夫かなあ」とか言ってたのにすっかり忘れてた。
そのことがショックでした。

阪神淡路は大きかったし、自分も体験してるので忘れません。
東日本は体験してないけどやっぱりあれぐらいになると忘れない。
その他にも色んな天災で忘れないのはあります。

それなのに、昨年のことなのにもう忘れてた。
人間って本当に勝手なもんだなあ、とちょっとショックでした。

訪ねたいとこの家は、見た目はほとんど変わってなかったんですが、やっぱり色々と壊れたりしたみたいです。

「大きなお盆がほとんど壊れて」

って小さいお盆をいくつか使ってましたし、そのうちの一つは割れてました。

「タンスとかも動いたままで戻せてない」

とも言ってました。

いとこは一人暮らしなので、なかなか全部元通りとはいかないようです。

そりゃそうですね、うちだってそのままでなんとかなるところは、もう地震から20年以上経つのにそのままの部分があります。

自分の痛みじゃないとすぐ忘れてしまうんだなあ。
全部覚えておけるわけはないし、その必要もないと思うけど、親しい人がごく最近経験したことをころっと忘れてしまってたこと、それがやっぱりちょっとショックでした。

親族

昨日は大阪の伯父さん・伯母さんの法事で大阪のいとこ宅に行ってきました。

土曜日にうちの実家に泊まった高松の叔父さん・叔母さんの車に父親と2人で乗せてもらい一緒に。
今回は腰痛抱えたクマ旦那さんはお留守番です。
新参者(笑)のクマさんなので、できるだけ親族の集まりとかには顔出すようにしてたんですが、健康問題は仕方ない。

行って法事はつつがなく終わり、他に色々アクシデントはあったものの、とりあえず次回の法事でみんなで笑い話にできる終わりであったことは大変おめでたいことです(笑)

その他に非常にびっくりしたことがありました。

「え、いつの間に!」

今回お邪魔した家は母の兄の家で、今の居住者なその長男である従兄弟です。
ちょっといい年ですが今もまだ独身の一人暮らし。

その従兄弟の上にもう一人姉がいまして、こちらはもう早くに結婚して男の子3人の母親なんですが、今回、その長男が結婚して子供まで連れてたのにびっくり!

だってそう何回も会ってませんが、ちびっこの頃から知ってた子がもうお父さんで、その子供がもう3歳ですよ、そりゃびっくりします。

でね、すごくかわいかったんです、そのちびっこ。
男の子なんですが、最初は人見知りして緊張してたんですが、最後には色々遊んでくれて、久しぶりにちっちゃい子と触れ合えてとっても幸せでした。
かわいかったなあ・・・

そして帰ってから考えてました。

「あの子は私から見て何親等になるんだろう?」

学校で、

「親族は6親等まで」

って習いました。

1親等:両親・子供
2親等:祖父母・兄弟姉妹・孫
3親等:曾祖父母・おじおば
4親等:いとこ
5親等:いとこの子(ふたいとこ・またいとこ)
6親等:いとこの孫

直系でいくとどんどん上下に伸びますが、とりあえず普通に生きてるうちに会えるだろう人間関係にするとこんなところですね。
ということは、昨日遊んでくれたちびっこ、私からみたらやっぱり親族なんですよね。

そして少しですが血がつながってる。
なんだろう、会ってる時はかわいい楽しい面白いだけだったんですが、後から少し、ちょっとですが感動しました。

だって、もしかしたら一生会わないかもしれない場所で生きてる人間が、それもごく最近生まれてきた人間が、私と親族で血縁なんですよ。
不思議ですよね。

そこそこ遠いところに住んでいることと、法事でもないと会えない関係なので、次に会う時は早くて小学校ぐらいかな。
今回遊んだことなんか覚えてないんだろうなあ、とちょっとさびしく思いました。

そして思い出した。

「そう言えば5月の末に他のいとこのところにも孫が生まれてた」

今回のいとこは母方ですが、もっと近いところに住んでいる父方のいとこのご主人(いとこは亡くなってます)がちょこちょことうちにも顔を出してくれますし、うちも訪ねたりします。
そこの娘がもう少し遠いところですが関西在住で、5月に赤ちゃんが生まれてました。
そっちの方は会うチャンスがあります。

早ければお盆にでも会えるかなあ。
このところ減るばかりだと思っていた親族、こうして知らぬうちにでも増えてるんだなと思うと、なんだか幸せになりました。

最近のお寿司に言いたいことが

今日は高松から伯父さんと伯母さんが来ています。

伯父さんは夜ちょっとビールを飲んで少し何かつまんで、ぐらいでいいから、と電話で言ってきました。
いつもそのぐらいです。

お刺身と、他に伯父さんが好きそうなものをちょこっと用意するんですが、今日はふと、

「お寿司にしてみようか」

という話になりました。

スーパーの魚売り場に「お魚屋さんのお寿司」というのがあったので、それを買って帰ろうかなと思って見ていたんですが、どれも私が食べられない・・・

「なんで最近のお寿司ってどれも生のエビが入ってるんだろう」

私は加熱したのは大丈夫なんですが、生のエビ・カニのアレルギーです。
食べられた頃は生のエビやカニは甘くて大好きでした。

お寿司に乗ってる茹でたエビっていまいちおいしくない気がします。
だから、アレルギーさえなかったら、今の状態は大歓迎なんですが、残念ながら食べられない。

「お魚屋さんのお寿司」じゃないお惣菜売り場のお寿司を見たら、なんか今一つぱっとしない、お客さんに出すって感じではない。
おまけにやっぱり生のエビが入ってる、なんでやねん・・・

そんなにたくさん食べないので、お寿司屋さんで頼むほどではないし、悩んだ結果、いつも通りにお刺身やその他を買って帰りました。

いつの頃からかなあ、お寿司のセットの中に生のエビが入ることが増えました。
ちょっと食べたいなと思って売り場を見ても、食べられないのが増えました。
なんでかなあ?いつからかなあ?ちょっとだけ困ってます。

お弁当に納豆

クマ旦那さんが「健康のために」と毎日1つ納豆を食べています。
私も毎日ではないですが、一週間に3つぐらいは食べてるかも知れません。

以前は関西では納豆はほとんど食べられてなかったです。

少なくとも、私が子供の頃は納豆なんてテレビのドラマに出てくるぐらいのもので、

「なんだかねばっとして臭いもの、豆が腐ったものらしい」

みたいな情報しかありませんでした。

私が初めて「これが納豆」と意識して納豆を見たのは中学の時です。

中学の時、隣の席に「カビ」というニックネームの女の子がいました。
お風呂場とかに生えるカビの発音ではなく、もっとかわいい響き「カビ♪」って感じで呼んでました。
小柄ですが、ちょっと個性的で面白い子だったなあ。

ある時、お弁当広げた途端、はあっとため息をついて机の上におでこをゴン!とぶつけて突っ伏した!

「カビ、どうしたん?」

そう聞いたら、

「またお弁当に納豆入っとう・・・」

そう言ってお弁当箱を見せてくれました。

初めて見た「納豆」は、なんだか黄土色みたいな豆でした。
糸を引いてるって感じはなく、五目豆や金時豆みたいにお弁当箱の片隅に小さいカップに入れられて入ってました。

私は「これが納豆か、思ったより糸ひいてないな」みたいな感じで見てました。

そうしたら「カビ」は、

「えいえい、こうしてやる」

と、お弁当のご飯の上に黄土色みたいな豆を一粒ずつパラパラとばらまくように設置しました(笑)

なんでそういうことをしたのか分かりません。
私と話してたからふざけたのか、それとも豆だけ食べるのが嫌でご飯の上にばらまくように置いたのか。
どうしてかは分かりませんが、そうやってご飯と一緒に食べてました。
私は、どう反応したかとか覚えてないんですが、やっぱり相変わらず「そんなに糸ひいてないな」と思ってたような気がします(笑)

それと、その時にはさすがに人のお弁当を嗅ぐこともできなかったので、臭いかどうか知りたかったような気がしてたようにも思います。
納豆のイメージというと「糸」と「臭い」でしたから。

その話をクマ旦那さんにしたら、

「お弁当に納豆なんか入れて大丈夫?」

と。

そうなんですよね。
季節とかは覚えてないんですが、お弁当に納豆を入れたら痛んでしまいそうな気がします。

なので、もしかしたらあれは普通の納豆じゃなく、例えば「浜納豆」とか、そういう他の納豆だったのかな?
「浜納豆」も見たことがないので分かりませんが。
一般的な糸をひく納豆ではなかったのかも、と今なら思います。
「カビ」家ではそれを「納豆」と呼んでた可能性もありますし。

もしも私がお弁当を作ったとしても、やっぱりお弁当にいわゆる納豆は入れない気がするなあ。
今「カビ」はどうしてるんでしょうか?
子供や、もしかしたら孫のお弁当に納豆を入れてるんでしょうか?
なんだか急に気になりました(笑)