大阪万博

決まりましたね。

昨夜、一度寝てたんですが目が覚めてテレビをつけたらちょうど「決まった!」とやってました。
とりあえずおめでとうございます。

しかし、賛否両論ですね。
なんか分からんでもないです。
東京オリンピックもそうですが、前回とは多分何かが違う気がします。

前回のオリンピックも万博も、これから日本をもっと盛り上げていこう!と日本全部が損得関係なくがんばって成功させたイメージですが、今回のはどちらもそれほど全国で盛り上がってるという感じでもなく、一部でしょうがお金のために色々、みたいな雰囲気すら感じられます。
時代背景が違うから仕方がないのかも知れませんね。

それに前回は何もないところに大きな物を作って、という感じが、今は大きな物も小さい物もいっぱいあって、道もいっぱいいっぱいの渋滞で、そこにさらに人が集まるようなことと考えただけで「本当に大丈夫?」という感じにもなります。
かといって、今ある物を全部つぶして最初から作るというわけにもいきません。
色々むずかしいんだろうなあ。

それでも、やっぱり楽しみにはしてしまいます、オリンピックも万博も。

もう3年ほど前になりますが、父親の同級生で九州の方がいらっしゃいました。
毎年、わざわざ関西まで同窓会にいらっしゃって、その時にうちからそう遠くないホテルに泊まり、そこで数名で集まって前夜祭をやってました。
楽しそうだったなあ、おじいちゃんおばあちゃん達が集まって(笑)

その方が、

「みんなで東京オリンピックに行こう!」

と言い出し、実現するかどうかは別にしてえらく盛り上がってました。

残念ながら、その同窓会の割とすぐ後にその方が急に亡くなってしまい、それ以来前夜祭もなくなってしまいましたが。
うちの父親も、それから同窓会にも行かなくなりました。
大阪で、行くのにちょっと遠いのと、足腰が弱ったの、それにそういうのってやっぱり誰かが引っ張らないと集まらないというのもありますから。

さすがにここ数年の灼熱の夏に東京までオリンピックを見に行く、てなことは私もちょっとやりたくない。
それでも「テレビで見よう」とか、目標の一つにはできてると思います。

「今度の◯◯まで元気でいよう!」

これって、生活の張り、生きる張りの一つになりますよね。
大阪万博の年、すでに父親は90代前半になってます。
それでもやっぱり「一緒に行こうね」と目標にしたい。
私自身も、年齢的にはまだ大丈夫だと思いますが、「自分の足で歩いて自分の目で万博を見よう」を目標にがんばりたいと思います。
そういう目標を作ってもらったことは、うれしいなあと素直に思います。