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高齢独居にちょっと安心

うちの父親は世間的に見ると高齢者の独居生活です。

私が近くにいて、まだ一人で商売をがんばっているので、その手伝いと家事の手伝いにほぼ毎日通ってはいますが、それでも、やっぱり一人は一人なんですよね。

それに大病もやってるし、今は足腰も弱ってます。
歯と内臓、それに頭、これが丈夫でね~(笑)
歯なんかほぼ虫歯なし、経年劣化(笑)で割れてしまった修理はしてますが、今でもなんでもバリバリ食べてます。
多分、クマ旦那さんや私より丈夫な歯ですね、今でも。

店の商品のこと、お客さんのこと、お客さんが買ってる商品のこと、なんでもかんでもよく覚えてて、完全に私は負けてます。

それでも、やっぱり心配です。
一日24時間、寝てる時間も含めて、やっぱり一人の時間が多いから。

今の生活はいい距離感だと思ってます。
平日のお昼大部分、私が実家にいて、そこでできることはやって、洗濯や捨てるもの(ゴミ捨て場が県道を挟んでいるので持って行かせられない)を持って帰る。

実家に行く日も行かない日も、定時連絡を何回もします。
妹一家が泊まってくれてる時とかはしないこともありますが、それ以外は必ず電話するようにしてます。

かなり恵まれた環境だと思ってます。
一人暮らしの親を置いて、遠くから気にしてらっしゃる方も多いのに、こうして毎日通えるし、クマ旦那さんも「自分はいいからお父さんを見てあげて」と言ってくれる人ですし。

ですが、上にも書いたように、やっぱり独居老人なんですよね。
それで、市のサービスに申し込むようにしました。
一人暮らしの高齢者が、何かあった時に緊急連絡する装置を、今日つけてもらいました。
市の条件に合ったので、つけてもらえました。

ほっとしたなあ。
設置型の本体と、ペンダント式のスイッチのセット。
具合が悪くなったらそれを押したら、24時間体制のセンターに連絡が行きます。

もちろん、携帯でうちや妹のところに電話したりもできますが、ボタン一つで看護師さんに連絡が取れる、もう一つそういうルートを確保したことで、私がほっとできることが増えたんじゃないかと思います。

全国的にこういうサービスってあるんだろうか?
うちの市には幸いこういうのがあって、他にも受けてなくても色々なサービスがあります。

よくニュースとかで知られずに亡くなってる高齢者、こういうの受けられなかったのかなあ?
まずはサービスがあるのかどうか、そしてそれが認知されてるのかどうか、がとっても気になりました。

主婦の料理、シェフの料理

昨日、新聞で目にしたコラムにこんな一説がありました。

コラムの著者が、何かの小説で読んだエピソードなんですが、料理ができるご主人がスクランブルエッグを作ったら塩辛くなってしまった。
ご主人はそのスクランブルエッグを捨てようとするのですが、奥さんがそれを止めて、お湯を沸かし、少なめの調味料と玉子を入れてスープにした、と。
そして「これが主婦の料理だ、男性の趣味とは違う」と。

そうなんですよね、主婦の料理ってそういう部分あります(笑)
主婦じゃなくても、お菓子作りを失敗したのを修正してできた「タルト・タタン」なんて料理もありますが、その料理の「出来」にこだわるなら、失敗作は捨てざるを得ない。

毎日の家庭料理で失敗したら捨てるなんて、そんなことしてたら、やってられないですよね。
失敗は失敗としてそういう修正をするか、または「ごめんね~失敗しちゃった」と笑って食べるか、ですね。
ちなみに私もよくあります(笑)

さて、ちょっと話は変わりますが、これもまた少し前になりますが、ネットで、あるご主人が、

「妻が記念日に2人で8万円のコース料理を食べたいと言うが、自分はもったいないと思うので行きたくない、行くことにはしたが、本心はそれぐらい出すなら旅行の方がいい」

と、他の方に意見を求めているのも目にしました。

2人で8万円、1人4万円の外食!
うわ、やっぱり高いですよね。
私でもやっぱりちょっと考えてしまうと思います。
いや、ちょっとじゃないな、めちゃめちゃ考える、思いっきり考える、というか行きたいと思えるかどうかも分からない。
それだけあったら1ヵ月の食費になる・・・

でも、この奥様の気持ちもよーく分かるんですよね。
日々、そういう料理、失敗した卵をスープにするような生活をしているからこそ、日常だからこそ、何かの記念日にはそういう「ハレの日」の料理を食べて、プロのシェフの料理でもてなされたい、そういうことですよね。

「後に残るものもないのに、たかだか2時間ぐらいでご飯を食べるのに8万円使いたくない」

そうおっしゃるご主人の気持ちもよーく分かります。
でも、その2時間、人生の中でかけがえのない思い出になるなら、それから一生「そう言えばあの時食べたあの料理、おいしかったよね」と思い出して満足できるなら、それはそれでもったいなくはないのかな、とも思います。
第一、毎月そういうの食べてるわけじゃなく、何かの記念、それこそ一生に一回かも知れない。
もしも、経済的にそういう余裕があるのなら、決して悪い出費じゃない気がします。

そういう時に、いくらおいしい、好きだと思っても、「主婦の料理」に8万円は、出せない、ですよね~(笑)
いつものテーブルの上にいつもの食器、場合によってはちょーっと欠けてたりするのもあったりして、盛り付けもいつものように、どーんと盛りつけてある。
家庭的で、温かくてほっとする空間ではあっても、やっぱり出せないですよ、8万円。

プロの「シェフの料理」だからこそ、お店の雰囲気、サービス、食器やらお花なんかの飾り付け、音楽、そういうすべてを含めての「おもてなし」だからこそ、出してもいい、と思えるんでしょう。

主婦にシェフを求めるのは違うし、シェフに主婦を求めるのも違う。
ケース・バイ・ケース、どっちも楽しめる人間が一番得だな~とか考えてました。

そして私は今日も「主婦の料理」です。
昨日の残りの「ベラの唐揚げ」と「鶏の唐揚げ」をどうやって温めて食べようか、そう考えてます(笑)

使うところは治りにくい・・・

少し前になりますが、

「左手人差し指の第一関節が痛い」

と、気付きました。

何かをやっている時に、軽く突き指をしたような感じ。

大したことはないのでほっておいたんですが、人差し指って結構色々使ってるんですよね。
使うとちょっと痛いので、テーピングをしてみました。

が、手って家事をやってるとよく水に濡れるんです。
それでついついテーピングをはがしてしまうんですが、そのせいか治りが悪い。

寝る時に湿布をしてテーピングをして寝たりしてるんですが、起きて動き出したらはずさないとやってられない。

今朝、何かをやってる時、

「あ、いたっ!」

人差し指が上に、曲がる方向じゃない方に反ったみたいになって、ちょっと痛かった。
それから後は、やっぱりちょっと痛みがあって使いにくい。

仕方ないのでテーピングしてたんですが、今日は「ベラの唐揚げ」をするのに魚の処理をしようとしたら、やっぱりテーピングはね、衛生的じゃない。
それでまたはずすことになりました。

帰ってきて、家事が一段落したので日記を書こうと思ったら、タイピンがしにくい。
そういうわけで今はまたテーピングしてますが、使うところはどうしても治りにくいですね。

明日は一応お休みの日、できるだけ指に負担をかけないようにしようと思います。

酒悦「冷やし茶漬けごのみ」

今日もまた蒸し暑かったですね。

買い物に行き、ご飯のおかずを考えますが、なんか暑くてあまり食べたい!と思う物がない気がします。

晩ご飯は「スパゲティ・ミートソース」に決めたんですが、父親と一緒に食べるお昼ご飯が浮かばない。
こんな日に限って、昨日の残りとかもないんですよねえ。

おかずはほとんどが揚げ物で、今日は近づいただけで揚げ物はいらないなあ、という気分。
煮物っぽいのも、どれもあまり欲しいと思えない。

かと言って、買い物してお昼に実家行くのに、時間的に調理に時間かけられない。
夜がスパゲティなのに、お昼にラーメンというのもねえ・・・

結局、

「仕方ない、お茶漬けでもするか」

との結論を出し、お昼に食べる物は何も買わずに実家に行きました。

こういう時、家にいたらちょっと簡単にでも何か作ったりできるのになあ、と思ったりします。
「ちょっとしたこと」ができなかったりするんですよね。

でもまあまあ、そういうこと言っててもきりがない。
できることを、できるようにやっていかないとね。

それに、私には一つ心当たりがありました(鉄腕DASH風に)

この夏に、父親のところにきた御中元に、

「酒悦・冷やし茶漬けごのみ」

というのがあったんです。

まだ食べてなかったので今日デビュー決定!

色んな種類がありましたが、父親は「金目鯛」を、私は「鮭」を選びました。

普通のお茶漬けの素とは違って、1食ずつ箱に入って写真のようになってます。
う~ん、ちょっと高級そうなお茶漬けです。

20170822a

真空パックになった鮭の切り身と、フリーズドライされた出汁?のセットです。
ご飯の上に乗せたらこんな感じ。

20170822b

この上にお湯をかけたら次みたいになりました。

20170822c

三つ葉が入っててお出汁がいい感じです。
鮭も焼き鮭そのまんま。

こういうのって自分で買うことはあまりないと思いますが、ふいにいただいて食べるとちょっとうれしいです。

はあ、暑い日に冷やしはしなかったんですが、お茶漬けですっきりおいしく昼食がいただけました。
ありがとうございます。

くず餅じゃないと思う

今日、用事と買い物に行ってたら父親から電話があり、

「○○ちゃん(亡くなった従姉妹の夫)がお昼から来る」

とのことでした。

ちょっと時間がかかる用事があったので、びっくりして急いで帰ってお昼ご飯を食べ終わったら、家庭菜園で採れたスイカを持って来てくれました(笑)

従姉妹の夫は今は一人暮らしをしています。
息子と娘がいるんですが、息子は当時仕事で外国にいて、娘が結婚したばかり、夫婦揃って定年も迎えたし、これから夫婦でゆっくり楽しもう、とした時に従姉妹が急逝してしまいました。

あまりに急なことでびっくりして、奥さんを亡くしてかなりショックを受けていたので、しばらくはかなり心配でした。

それでも、月日が経つにつれ、少しずつ明るくなって、今日も笑った顔を見せてくれたのでほっとしたなあ。
もうすぐ三回忌なので、そういう話もしに来たのでした。

父親と話をしている時、お茶菓子にくず餅を買って出したんですが、従姉妹の夫が帰った後、私もお仏壇にあげてからお下がりをいただきました。

20170821a

そして、こう言いました。

「これはくず餅じゃない!」

と(笑)

実は私はプルプルした食べ物が大好きなんです。
なのでくず餅は大の大の大の大好物♪

なんですが、最近は、私からすると「偽物のくず餅」が多いんです。

くず餅のあの食感じゃなく、蒟蒻畑とかみたいなぶちっとちぎれるような、そんなくず餅が多過ぎます。
あ、蒟蒻畑が悪いってわけじゃないです。
蒟蒻畑は蒟蒻畑、あれはあれでおいしいです、うん。

でもね、くず餅じゃない!くどいようですが(笑)

なんなんでしょうねえ、あの食感。
本物のくずを使ってなくても、もっとくず餅っぽいのいっぱいあります。
今日なんて、お客さんに出すからと、ちょっといいの買ったのに蒟蒻畑もどき・・・

前にも日記に書いたような気がするんですが、おいしい洋菓子のお店はどんどん増えるのに、おいしい和菓子のお店は本当に少ないです。
昔ながらのおいしいくず餅、どこに行ったら出会えるのかなあ・・・