ひよこ奥さん のすべての投稿

ゼリエース

私は基本的に「ぷるぷる」した食べ物が大好きです。
「くずもち」「わらびもち」「ところてん」「こんにゃく」そして「ゼリー」もです。

「ゼリー」ですが、カップに入って売ってるのの中には、

「増粘多糖類っぽい」

と、本当にそうかどうかは分かりませんが、私の中で、

「失格」

と思うものがありますが、それ以外は好き(笑)

そして「ゼリー」というと思い出すのが、

「ゼリエース」

です。

子供の頃、母が作って冷蔵庫に入れておいてくれて、学校から帰ってきたらおやつに食べてました。
おいしかったな~

特に緑色の「メロン」が好きでした。
子供だったら赤い「イチゴ」の方が好きそうですが、私が好きなのは「メロン」でした。

いつだったか、もうちょっと前になりますが、いきなり、

「ゼリエースのメロンが食べたい」

と、思いました。

1年以内だとは思いますが、もうきっかけも何だったか忘れてしまったぐらい前です。
それで買い物をする時に探したんですが、どこにもなかった。

ネットで検索をかけると売ってるので終売とかじゃないのは分かりました。
でもねえ、100円かそこらの物をわざわざ通販で買うとか、売っててもまとめ売りだったりとかしてて、そのうちどこぞで見つかるだろうとそのままに。

土曜日、いつもよりちょっと遠い場所で新しいスーパーに買物に行ったんですが、その時に併設する100均にも買い物に寄りました。
磁石が欲しかったんです。

磁石を持ってレジに並んでたら、

「あ、ゼリエース!」

なんということでしょう、ハウスのフェアか何かなのか「ゼリエース」をはじめ「シャービック」「プリンエル」なんかの箱に入った混ぜて冷やすだけのおやつがいっぱい並んでる!
速攻で買いました。

昨日の朝、まだクマ旦那さんが寝てる間にさっと作って冷やしておき、ブランチの後のデザートに出しました。
本当に簡単にできるんですねえ、久しぶりに作ったけど。
粉末をお湯で溶いて溶けたら水を足して容器に入れて冷やすだけ。
あっという間に完成。
う~む、優秀・・・

完成品がこちら。

きれいなグリーン。
何年ぶりかの「ゼリエース」は記憶の中のそのままの味でした。
あ~うれしかったな~♪

もっと買っておけばよかったかな?
あそこの100均だけいっぱい並べてたのか、それとも同じチェーンでも売ってるのか。
今日もまた見てこようと思います。
「シャービック」や「プリンエル」も買ってこようかな~
本当に簡単なんだもの、いくらでも作れる。

多分、「また作ったの」と呆れられるまで作ると思います(笑)

暑さが戻ってきた

水曜日の夜から木曜日の朝にかけて台風が通って行き、夜が明けて昨日の金曜日からまたあのきつい暑さが戻ってきました。

昨日はまだそうでもなかったんです。
でも今日はきついきつい・・・
今日は朝からちょっとあっちこっち車で走る用事があったんですが、車で走ってるとまた暑さがきつい。
おかげですっかりへこたれました。

買い物の時、思わずお弁当買って実家に持って行ってお昼はお弁当。

いつも買い物に行くエリアから多少はずれた場所にできた24時間営業のスーパー、通りがかりに寄ってみたんですが、他に特にこれというのもなくてお弁当だけ買いました。
結構ボリュームがあってお値段もそこそこお安い、味もまあまあ食べられる。
なかなかいいんじゃないかな。
でもちょっと遠いので、次はいつ来るか分からない(笑)

今朝、ネットで天気予報を見たら来週は雨の予報のはずが、帰ってきて見てみたらずっと晴れに変わってる・・・
なんで?

またしばらくカラカラ天気が続くんでしょうか?
もうね、そろそろ暑さに飽きてしまってます。
早く秋が来てほしいなあ。

台風一過

文字通り、まさに文字通りのいいお天気になりました。

昨夜はすごかったです。
もう寝る時間になってからのことですが、風で空気がぐわんぐわんと揺らぐような音、何かが飛ぶ音、雨の音。
うちのマンションのベランダは結構幅が広いので、多少の風で雨がガラス窓に当たるということはないんですが、昨夜は普通に雨が打ち付けてました。

朝起きたらもう台風は行ってしまってましたが、まだ風は強く、6時半頃にゴミを出しに行った時にはほろぬくい風が吹いてるような状態でした。

そしてマンションの周囲が葉っぱだらけ。
それだけ木々が揺られたんでしょうね。

ベランダの方もすごい葉っぱ。
でも今掃除しても一緒だろうから、明日か明後日にします。
吹き飛ばされたのはつっかけだけ、被害も特にありませんでした。

今回も当地は被害とは無縁、ラッキーでした。
それでも電車は止まってて、クマ旦那さんはお仕事お休み。
始業後、会社に電話したら徒歩と自転車で来られた方が3名ほど出勤されてたようですが、他の方はまだだったようです。

私は今日もいつものように実家へ行きます。
あちらの様子も見ないとだし、いつもように父親のご飯もありますから。

さらにお昼からは歯医者さん。
台風が遅れたらどうかなあと思ってたんですが、予定通りに行ってしまったので歯医者さんへも行けます。

行ってしまったらそれこそもう普通の生活になれますが、今年は何回も悩ませてくれます、台風さん達。
まだこれから秋、台風本番の季節になるところなのにもう飽きてしまったよ。
もう来なくてもいい、んじゃないかな?

物がなくても食べられない~ひよこの聞きがたり(38)

今朝のテレビで「戦時中の食」のことをやっていました。
それでふと思い出したことを・・・

うちの母親は広島の「風早」というところに疎開していました。
疎開したのは母の一番上の姉の夫の家です。
母の姉とその娘、それから祖母、母の二番目の姉、母、母の弟の6人でお世話になったそうです。

それまでは神戸に住んでいたのでそれなりに食事情は良くはなかったようです。

母の一番上の姉(母とは親子ほど年が違う)が、

「どこそこの食堂でお箸が立つ雑炊の配給がある」

との情報で伯母と母、母の弟などでその食堂に行き、お箸を立てたら本当に立った、とか話していたことがあるので、不自由しない食生活ではなかったのでは、と思われます。

ただ、祖母は、

「ちゃんと食べてるのに」

と言ってたというので、一番上の伯母さんが楽しみで行ってた部分の方が大きいみたいです。

何しろそういうの好きな人だったんです(笑)
私が中学の時に亡くなったんですが、「これ今度出た○○」とか、珍しいものとかがあると買ってくれたりしてました。

それと、今は健康志向で「麦飯」「雑穀米」みたいなご飯を食べたりしますが、うちは両親共にそういうのが嫌いで、私が食べたくて炊いた時など情けなそうにして、特に母が、

「ご飯だけは白いのが食べたい」

と言ってたのは、

「戦時中に麦飯が嫌でたまらなかった」

からだと言ってたので、神戸にいる間は麦飯や、白いご飯だとしてもそれこそ「お箸が立たない雑炊」だったのかも知れません。

それが「風早」に疎開してからは、

「白いご飯がお腹いっぱい食べられて、そこにおいしいお漬物、あれだけでももう満足やった、おいしかったなあ」

と、母の二番目の姉が何回も言ってたので、おかずはともかく、ご飯には不自由しなくなったようです。

ところが、うちの母親は、私も大人になって分かったんですが、かなりの偏食、それもかなり頑固な偏食だったようで、

「ご飯以外にお漬物しかなくて、食べられないのでお塩かけたご飯だけ食べてた」

らしい(笑)

物がなくて食べられない時代にも関わらず、食べる物がそれしかないにも関わらず、それでも頑固に食べなかった母の偏食、ちょっと笑ってしまいました。

他にもこういう話がいくつかあります。

「子ども達は畑からトマトをもいで食べてたけど絶対食べなかった」
「子ども達は海にもぐってカキを取って海水ですすいでおやつに食べてたけど絶対食べなかった」

トマトもカキも、もちろん大人になってからも食べませんでした、母(笑)

偶然、作家の「北杜夫」さんがやはり子供の頃にトマトが苦手で食べなかったんですが、戦時中に同じような状況でもらったトマトを1つは友達にあげて、残った1つを食べるものがなかったからかかじったらおいしくて「あげたのを後悔した」と書いてたんですが、母は同じようにはならなかったようです。

私だったら、お腹が減ったらやっぱり食べてしまうと思います。
空腹だったら、よっぽど変なもの以外だったら、ただの好き嫌いだったら、やっぱり食べるだろうなあ、お漬物もトマトもカキも。
それを、空腹を我慢してでも食べない、う~ん、一本筋が通った偏食です。

ついでに、うちの叔父さんは、戦時中にやはり食べたものでその後絶対食べなかったものがあるようです。

「一番上の姉が仕事に行く前に作ってお昼ご飯に置いていってくれた焼き飯が具のない焼き飯でおいしくなかった」

らしくて、焼き飯を食べなかったそうです。
叔父さんが結婚してしばらくして、母が叔父さんの妻になった叔母さんに「焼き飯食べへんでしょ」と言ったら「なんで知ってるんですか?」とびっくりしてたそうです。

それからもう半世紀以上経ってるので、もしかしたら食べるようになってるかな?
今度電話した時に覚えてたら、叔父さんに聞いてみたいと思います。
もしも、今でも食べられなかったら、こっちもいい勝負ですね(笑)

甲子園の空に笑え!

私は運動が苦手で、大部分の運動にはあまり興味がありません。

なぜかサッカーだけは別ですが、それ以外のスポーツで何か大きな大会とかがあってもそれほど見る気もしない。
オリンピックとかも特にがんばって見ようというタイプではないんですが、話題になってくるとついつい見てしまうことはあります。
今年の冬のオリンピックでも、やっぱり羽生くんが気になってフィギュアとかは見ましたしね。

そういうわけで、甲子園も地元兵庫県に住まいしながら、

「ああ、やってるんだな」

と、テレビ欄とか見て思うぐらいです。

そもそも甲子園にもライブとかしか見に行ったことがない(笑)

そんな私でも、今日、これから(日記書いてるのはお昼過ぎです)ある決勝戦、今話題の金足農業と大阪桐蔭の試合にはちょっと興味があります。
昨日は朝、父親と病院行って待合室で待ってる間、テレビでかかってたので金足戦見てましたし、午後は昼食の後父親が見てたので一緒に聞いてました。

やっぱり気になりますよね、金足。
決勝まで勝ち進んだら予算が足りないとか、農業と部活を両立するとか(笑)

「甲子園の空に笑え!を思い出すなあ」

そう思ってしまって、余計気になってます。

「甲子園の空に笑え!」とは、昔「花とゆめ」に掲載された「川原泉」さんの漫画です。
漫画の舞台は九州ですが、農業が主な産業という田舎の小さな高校「豆の木高校」の野球部が甲子園に行ってしまい、決勝戦まで勝ち進んでしまうというお話です。
すごく面白かった。

野球をできるぎりぎり9人しかメンバーがいない、しかもそのうち4人は四つ子(笑)という野球部には顧問がいません。
大部分の教師が高齢で、監督とかお願いできない。
そこに新任の若い女の先生が入ってきて、顧問をやることになってしまう。
基礎をコツコツやってる間に、運の良さもあって県大会で優勝し、甲子園に行くことになります。

予算もない、ブラスバンドもない。
仕方がないので甲子園まで運転がそう得意でもない顧問の運転で、

「甲子園まで何マイル?マイクロバスで行くんだよ~」

とやってきて、甲子園を楽しんで楽しんでる間に決勝まで(笑)

優勝候補のある高校と宿が一緒になり、監督同士が仲良くなったりしながらも決勝で戦うことになりますが、

「豆の木の甲子園は夢の甲子園」

現実は厳しく、いい勝負をしながらも、豆の木は準優勝となります。

さて、金足はどうでしょう?
夢のまま優勝するのか、それともエリート集団大阪桐蔭に敗れるのか?

いつもなら、じっと見てなくてもやっぱり関西の高校を応援してしまうんですが、今回ばかりは金足応援しそうです(笑)