大きいうなぎ、小さいうなぎ

「最近のうなぎはサイズが小さくなっとう」

父親がここ何年か、広告などを見ながらこう言います。

父親によると、

「昔はLサイズだったものが今はLLサイズ」

なんだとか。

今の広告では「3L」が「180グラム」とかなんですが、以前はそれが「LやLL」だった、らしい。

私は覚えてないんですねえ、残念ながら。
ただ、以前は逆にあまり大きいのは「大味だ」と言って少し安かったぐらいな気がします。
グラムいくら、だったのでカットしてあるやつでしたが。

それと、えらく小さいうなぎも安く売ってたなあ。
そういうのを買って「うまき」にもしてました。
今は、そういう小さいのは中国産らしいし、それに「うまき」にするほどぜいたくには食べられません。

うなぎの数が減ってしまったのだから仕方ないと思ってたら、国産うなぎは高いと、今年は国産の売れが悪くて残ってると。
「残ったうなぎ」が生きてるのか、それとも調理してしまったのかは分かりませんが、買いますので市場に出してください、そこそこの値段で(笑)

そうそう、数が減ったということで、今はうなぎの「太化(ふとか)」の研究をしてるという話題もテレビで見ました。

「数が減ったなら1匹のうなぎを大きく育てればいい」

もっともです(笑)

ただ、上にも書いたように、大きく太く育てると皮や身が固くなったり大味になったりするようです。
それを工夫して、大きくしても柔らかいように味が変わらないように研究しているのだとか。

いつも思いますが、食に対する日本人のこの情熱、なんなんでしょう(笑)
いえ、いいことです。
減ってても平気で乱獲したりするより、少ない資源を増やすとか、養殖できなかった物を養殖する、同じような味の食べ物を作る、大事だと思います。

今は稚魚はとってくるしかないですが、そう遠くない未来、マグロのように完全養殖のうなぎが誕生して、また以前のように安く出回る日が来るかも知れませんね。
その日を待ってます。
早くお願いします(笑)

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