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クレベリンって大丈夫?

近くの国でなんだか奇妙な風邪らしき病気が流行ってきて、うちの国や他の国にも流れてきているようです。

亡くなった人も出ているようで、ちょっと怖いです。
死亡率は高くないと言っても実際に亡くなってる人もいるわけですから。
それに実際は発表された数よりずっと多いんじゃないか、という声も・・・

週末からは春節で、日本にもいっぱいお客さんがやってきて、その時に持ち込まれたら怖いです。

「置いておくだけでウイルス退治してくれる」

という薬剤?を買おうかなと思ってドラッグストアに行ったついでに見てきました。

いつだったかなあ、昨年か一昨年頃、病院に行ったら受付になんか変なの置いていて、行くたびに気になったので聞いてみたら、

「どのぐらい効き目あるか分かりませんが、まあ気休めにでも」

と、受付の方が笑いながら教えてくれました(笑)

その頃から気になってはいたんですが、あまりよく分からないまま買わずにいました。
ですが、新しい風邪が怖いので見に行ってみたんです。

見てみたら結構お高い。
2ヶ月で2000円ぐらいする。
その値段で本当にウイルスから守ってくれるならその値打ちはあると思うけど「気休め」にするにはちょっとなあ・・・

そう思って悩んでたら、店員さんが声をかけてくれました。

そのお店では店員さんが首からこういうのの首からかけるタイプみたいなのをつけてるんですが、

「うちはマスクができないので予防のためにつけてます」

らしい。

空間に置くより首からかけるタイプの方がいいかなあ、とか見てたんですが、それでも安いの(子供用でも効果一緒だからとそっちを教えてくれた)でも800円ぐらい。
本当に効果あるなら高くはないが・・・
とりあえず、もう一度考えようと思って買わずに帰りました。

帰ってじっくり調べたら、

「あれは買うな」

という記事があり、なんか結構怖いことが書いてある・・・

ネットのいいところはすぐになんでも調べられることです。
ですが、極端な意見もあって、どれを信じていいか分からない。

「すごくいい、自分はもうなしではいられない」

という意見と、

「効き目がないばかりか体に害がある」

という意見まで。

効き目がないぐらいならまだいいが、害があるなら買うのは怖い。
でもウイルスも防ぎたい。
特に高齢の父親が肺炎とかになったら命に関わります。

確かに使われてる成分が害になるもの、ではあるらしいんですよね。
でも「使用方法を守って使えば問題ない」と書いてある。
実際に使ってみたら「気分が悪くて使い続けられなかった」ということもあるらしい。
なんとなくですが、呼吸器が弱いクマ旦那さんには合わないように思います。
実家の父親はそういうの大丈夫と言いながら「使用方法を守る」部分に不安がある・・・

どうなんだろう?
使ってらっしゃる方、いらっしゃいますか?
効果を感じますか?
買ってみたいけどちょっと心配でまだ買えずにおります。

灯油で分かる寒さ

「灯油買うてきて」

父親が言ったので、

「今回早いね」

と答えました。

実家は石油ファンヒーターを使ってます。
以前は20リットルのポリタンク一つを使ってたんですが、今はそこに10リットルの小さいのを追加しました。

以前、うちからすぐ目の前にガソリンスタンドがありました。
本当に目の前で、歩いてでも買いに行けるぐらいの距離でした。
もう長い間お付き合いがあったんですが、そこがやめてしまってもう少し北の方の歩いては無理ですが車だったら割と早い場所のガソリンスタンドに行くようになったんですが、そこもそれからすぐにやめてしまいました。
それで今は1キロほど離れたガソリンスタンドに買いに行くようになったんですが、ポリタンク一つではいきなりなくなった時に困るので買い足したのでした。

私がいる時になくなって、困るのですぐに買いに走るということが何回かあったんですが、それが結構しんどくて予備のを買うことにしました。
もしも1つが空っぽになっても、もう1つあったら心丈夫です。
父親が一人で買いには行けないし、もしも灯油が切れてしまったら寒さが心配ですから。

ただ、20リットル2つ並べて置くのは結構場所を取りますから、一つは10リットルにしてみたら、これが正解!
本当に気持ちが楽になりました。
今日は大きい方を車に積んで帰り、明日行く時に買ってから実家に持って行きます。

先週の土曜日に10リットルのに買ってきたのに、もう20リットルのが空になったのは、やっぱり寒さが厳しくなったからなんでしょうね。
突然消費量が増えたりするから予備を用意しておいて本当によかったです。
また数日後には10リットルのを積んで帰ろう。

甘酒の日

今日は「大寒」です。
一年で一番寒い日であるらしいのですが、今年はそれほど寒くなかった気がします。

当地は年に一度降ればいいぐらい雪のない地方なので、温かいと言われてもそれほど意識がないんですが、それでもやっぱり、駐車場で車が出てくる間待ってて「痛い」と思うほど寒い日はない、ぐらいの意識はあります。

天気予報で、

「インド洋でエルニーニョが起きているような感じで日本にも影響がある」

らしいのですが、温暖化とも関係があるのかないのか・・・

過ごしやすいのはいいですが、やっぱり寒い時期には寒くならないと困るように思います。
その分、夏が命の危機をもたらすほど暑くなるのも困ります。

本来はそんな寒い日なので「温まる飲み物」として「甘酒の日」になってるんだそうです。
それでうちも酒粕を浸かって甘酒を作りました。

実家で父親に飲むかと聞いたら、

「一杯ぐらい飲もかな」

と言うので実家で作り、帰ってクマ旦那さんに飲むかと聞いたら、

「飲む!」

と元気なお返事が返ってきたのでうちでも作りました。

こういう時は「一緒に住んでたら一度でいいのに」と思ってしまいます(笑)

お鍋にお湯を沸かし、そこに酒粕を入れて煮溶かしたら砂糖としょうが汁を入れて調整して完成です。

おいしいんですが、実は私はあまり飲めません。
酔います(笑)
なのでお仏壇にあげたのを少しだけお下がりでいただきます。

父親もクマ旦那さんもおいしいと喜んでくれたのでよかったな。
お砂糖いっぱい入れるから、そうしょっちゅうは作ってあげられないけど「甘酒の日」だから今日はいいでしょう。

粕汁の代わりにお鍋

寒いですね。
寒いのも当然、月曜日は一年で一番寒いと言われる「大寒」だそうです。

それでもやっぱり暖冬で、駐車場で車が出てくるのを待ってる間に凍えそうな空気が痛いような、そんな雰囲気はありません。
温暖化なんでしょうかねえ・・・

なんにしてもやっぱり寒いので、父親用に「粕汁」を作りました。
以前、お客さんにいただいた「鮭のアラ」を冷凍しておいたので、それを入れて作ります。
味見したら今日のはおいしかったですよ~

それでどうして「父親用」なのかと言いますと、クマ旦那さんが苦手なんですよ。

「酒粕は全部甘酒にしてほしい」

と言うぐらい苦手(笑)

粕漬けもあまり得意じゃないし、喜んでいただくのは本当に甘酒ぐらいです。
なので私も実家で父親と一緒に食べる時だけになります。
おいしいのにね。

そういうわけで、めんどくさいけどクマ旦那さんには別メニュー。
というか、今日は私も帰ってそっちで一緒にいただきました。
作ったのは「ミルフィーユ鍋」です。
白菜と豚肉を重ねてお鍋に入れて、お塩を入れて火にかけたら完成。
とっても簡単でおいしいですが、今日は「ほんだし」も一緒に入れ、上から白ネギの切ったのも乗せてみました。

「いつもとちょっと違う」

と言いながら、はふはふ喜んで食べてました、クマ旦那さん。

粕汁もお鍋もどちらも温まります。
私はどちらも楽しめるので、種類を変えて作るのはちょっとめんどくさくても結果オーライです(笑)

25年目の朝

時間が経ち、私にはあの時の地震で失った物がほとんどなかったこともあり、今日という日が来てもあまり話題にはしないようにしていました。

正直、当時余命わずかだった伯母の方が大事でした。
なので家族や親族が無事だと分かった途端、私の中では地震より伯母の方に比重が移ってしまったと思います。

それでも思い出します。

地震が起き、家族の無事が分かるまでの数時間、あの時のなんとも言えない気持ち。

伯母と2人だけで生き残ったのだとしたら、近々私は一人になってしまうのかも知れないと思ったあの時の気持ち。

そんな不安をできるだけ口には出さないようにしてたつもりなのに、何かあると伯母が「ごめんな、おばちゃんがおらんかったらあんた家に帰れるのに、ごめんな」と私に謝り、それも本心であるために伯母に対する罪悪感と、家族の無事を確かめに帰りたい気持ちの間で辛かったこと。

家族の無事が分かってお互いにほっとしたこと。

そしてその時、電話がつながった時の母の第一声が「あんた、おばちゃんに助けてもろた」だったこと。

もしも自分の部屋で寝ていたら、地震のことなど考えずに積みに積んでいた家具や本やアルバム、オーディオ、そんなものにつぶされて少なくとも大ケガする、いや多分命を落としていただろうことを知った時のぞっとした気持ち。

何より一番不思議だったのは、一気に数えきれない人が亡くなったのに、私の中で一番死に近かった伯母がまだそばにいて、命の期限など考えたこともなかった人がいなくなっているという事実。

人間っていうのは、みんな同じだけ死に近いものなんだと実感したはずなのに、気がつけばそんなことすっかり忘れてしまってます。

もう25年だけど、今日が来るとやっぱり一気に当時の気持ちに戻ります。
時間の長さなんて関係ないんだなと思います。
それでも普段はすっかり忘れてしまってます。

少なくとも今日だけでも、やっぱり思い出さないといけませんね。
忘れてはないんですが人間って自分と距離がある痛みであるほど薄れて感じてしまいます。
本当に紙一重で運よく助かっただけ、そのことを肝に銘じて生きていこうとあらためて思いました。

日本に住んでる限り地震と縁がない生活はできません。
いつか来るかも知れない日を忘れない、それに備えていざという時にできるだけのことをする、それしかできないけど、それすらできないようになってはいけない。
あの日のことを無駄にしないためにも、深く心に刻もうともう一度思いました。