大阪城と大阪歴史博物館

今日は父親が同窓会で大阪に出るのについて一緒に行くことにしました。

大阪で父親と別れ、私達は大阪城へ。
同窓会が終わるまでの数時間、どこに行こうかと思ったんですがクマ旦那さんが関西に来てからまだ大阪城に行ったことがないのを思い出したんです。
私は何回か来てるんですが、そういや天守閣はずっと前に登ったきりでした。

日曜日なのでそれなりに人は多かったですが、思ったほどではなかったかも。
ただ、外国の人が多いですね、やはり。
エレベーターに乗るのに並んでる前後も外国の方でしたし、中に入っても聞こえてくる声は日本語じゃない方が多かったように思います。
そしてその間で聞こえてくる関西弁までなぜか外国語に聞こえてきて面白かった(笑)

お城と言ってもできたのは昭和になってからですから、内部は本当のお城とはちょっと違います。
5階までエレベーターで登り、そこから歩いて上がる階段も今普通にある階段と同じもの、手すりもあります。

天守閣の展望台からぐるっと周囲を見て回り、今度は階段を降りて展示を順番に。
内部はもう普通の博物館みたいな感じですね。

ずっと見て周って降りたら1時間ほどだったかなあ。
天守閣から降りたら今度は歩いて15分ほどのところにある「大阪歴史博物館」へ。

なんでそこかと言いますと、2ヶ所一緒だと入場券が割引になったからです(笑)

「お得」と思って買ったんですが、正直、天守閣から降りてきたらちょっと後悔しました。
すぐそばの櫓もちょっと長期に渡って公開してたので、そっちにすればよかったかな、とも。

でも買ってしまったし、えっちらおっちら歩いて行ったら大阪のNHKと同じ場所にありました。

内部に入って、最初は「わざわざ来るほどのこともないかも」と思ったんですが、よくよく見たら「難波宮」の展示がいっぱいで、しかも「大極殿」が見下ろせる!

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「え、え、こんなところがあったの知らなかった!」

私は戦国時代も好きだけど古代日本も好きなんです。
「難波宮」、まさか大阪城とあんな近くにあったなんて思わなかった。
来てよかったなあ。

今日は待ち合わせ時間があったのでさっと見て回っただけだったんですが、すごく面白かったです。
大阪城からちょっと距離があったけど行ってよかったなあ。
知らない人もいっぱいいるんじゃないだろうか。
大阪城と歴史博物館、堪能させてもらいました。

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仲間がいたうるいの花

5月13日5月17日に、実家に咲いてる「うるいの花」について書きました。

「つぼみがふくらんでからなかなか咲かない」

ということです。

それから忙しくて見るの忘れてたんですが、今日、水やりをしようとして思い出しました(笑)

見てみたら写真のようになってる。

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「え!一つだけじゃなく小さいつぼみが2つついてる!」

最初から見ていた先っぽのはまだ真ん中ふっくらしてそのままの形です。

「てっきりユリみたいに咲くのかと思ってたなあ」

と、父親も言ってましたが、私もそうだとばかり。

今のところ3つですが、まだ増えるかも知れませんね。
最終形態が楽しみです(笑)

男勝りのマドンナだった伯母 ~ひよこの聞き語り(9)

今、いとこがおじさんとおばさんの住んでた家、いとこの実家を片付けてます。
来週、いよいよ買い主さんに引き渡すためです。

おばさんはあの震災の年に亡くなり、その後おじさんが1人で住んでいたんですが、もう数年前に亡くなったのでそれからずっと空き家になってます。
それでも持ち家なのでなんだかずっとそのままあるような気がしていて、気持ちの上で私も甘えていたような気がします。
ずっと思い出が残っていてくれるような。

この家に住んでたおばさんは、少し年は離れてますが母のすぐ上の姉にあたります。
美人でしっかりしていて、子供の頃はガキ大将だったそうです(笑)

生きてれば今年で米寿です。
長生きしていてほしかったなあ。

そういう年なので、戦争が激しくなってきた頃にはちょうど女学校(と言ってもほぼ勤労動員だったらしいですが)に通っていて、きびしくなってきた戦況を聞いては、

「なんて男達は頼りない!私が男だったらすぐにでも行って敵を倒してやるのに!」

などと思っていたと本人から聞きました。

色々なことが伏せられていた時代とは言え勇ましいものです(笑)

その後、母達と一緒に広島の竹原というところに疎開し、そこで終戦を迎えることとなり、女学校も卒業したので役場で働いていたそうですが、その頃はちょうどお年ごろ、神戸から来たべっぴんさんはかなりもてもて、マドンナだったそうです。

そしてある時、こんな事件があったそうです。

おばさんのことを好きになった男の人がいて、ある時、多分役場の用事で人が集まるとか嘘を言っておばさんを呼び出したのかな、なんだかそんなことで行ってみたらその男の人が一人だけ来ていて、おばさんに花束を差し出して、ひざまずき、

「好きです、結婚してください!」

とやったそうな(笑)

なんだかドラマみたいですよね。
でもそんな気一切ないおばさんは、とっとと逃げて帰ってきて、あえなくその方は失恋したのだとか。

でも多分、その人はおばさんと結婚してもうまくいかなかったんじゃないかな、と思います。
と言うのはですね、上にも書きましたが「自分が男だったら」と思うような気丈夫な人です。
おそらく、役場の人達の前では猫かぶってたと思う(笑)
都会的で気が強くて、とってもいなかの農家のお嫁さんになれる人ではなかったと思います(笑)
あぜ道をバレエのグランジュテのようにポンポン飛びながら帰ってくる人、多分無理(笑)

その後、神戸に帰ってからは大伯母の料亭を手伝うこととなり、大伯母が年をとるにしたがって、このおばさんが文字通り中心で切り盛りしていました。
おばさんだから、と取引してくれるお客様も多くいたそうです。

その後おばさんは健康を損ねてから遅い結婚をし、料亭は大伯母の養女夫婦が継いだんですがつぶれてしまいました。
時代的なこともあるのでおばさんが継いでいたら今もあったとは言いませんが、もうちょっとなんとかなってたんじゃないかなあとは思います。

そう思うぐらいしっかりした、ある意味母達兄弟姉妹の要のような人でした。
私も思い出がいっぱいあるんですが、亡くなる前には毎日病院に通っていたのでどうしても弱ってきてからのことを思い出すことが多く、もっと前の楽しかった元気だった頃のおばさんを思い出さないとだめだなあと思います。
笑える話もいっぱいあるもの(笑)

とりあえず4足を靴供養に出しましょう

いとこが実家を処分するのをほんの少しだけ手伝った気分になって(実際何もできてないですし)、自分も本格的に片付けをしよう、と・・・いや、何回も思ってきてるんですが、今回こそ今回こそかなり本気で思ってます。
まだかなりええかげんですが(笑)

「よし、靴箱にある履かない靴から処分しよう」

そう思って靴箱に手を付けました。

「幸せ簡単片付け術」という本を、初めて入院した時に買ってきてもらい読みました。
「ごんおばちゃま」という方のブログから生まれた本です。
この方の本だけじゃなく、色んな方のサイトやら本やらを参考にさせてもらって少しずつ進むつもりです。

その「幸せ簡単片付け術」でまず靴箱からとりかかりましょう、となっているのでまずそこから。

以前から捨てないとと思った靴があったんです。
破れてしまったクマ旦那さんの革靴とスニーカー、それから私のパンプスとスニーカー。

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パンプスは中が破れてきてかかともだめになってきてますし、スニーカーはまだまだ履けないことはないんですが、靴底が滑るんです。
最近のスニーカーに多いんですが、ゴムじゃなくてプラスチックみたいなのがついてるんです、この靴で実際に滑って転んだのでもう処分しようと思いました。

「なんでそんな靴を今まで置いてたの?」

と、逆に聞かれそうですが、捨てられないってそういうことなんです・・・

でも思い切ります。

ただ、捨てるのじゃなくて「靴供養」に出そうと思います。
一部で有名な某靴屋さんが年に一度「靴まつり」というイベントをやっていて、そこで靴をまとめて供養して処分してくれるんです。
そのお店に靴を持って行ったら1足30円で引き取ってくれて、ついでに50円の割引券をくれるので、次に買う時にそれが使える(笑)

本当はまだ処分できるなあと思う靴もあるんですが、今回は思い切りがつきませんでした。
次回は多分できる、と思う。
8割ぐらいは気持ちが決まってきてるんですが、また次に、時間があって自分の気持ちが落ち着いてて体も元気な時にします(笑)

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しまい支度

今日もおじさんおばさんの家を見に行ってきました。

実は、鏡台を見せてもらいに行ったんです。
実家で父親が母の鏡台をずっと使っているんですが、足が壊れてしまってます。
それでふと、おばさんの鏡台が使えたら譲ってもらおうかとなりました。

もっとも父親は、

「おばちゃんのをもろてもこれも置いとくやろ?」

と、母の鏡台を処分したくなさそうだったので、見せてもらうだけになるような気はしてましたが(笑)

見せてもらったら、着物用のすごく背が高い鏡台で、今の鏡台を置いてある窓際を塞いでしまうこともあり、泣く泣く諦めました。
おばさんの嫁入り道具の特注ですごくいい鏡台なんですが、誰も持って帰れないので仕方がないです。

タンスも、洋ダンスの方は引取価格がついたんですが、和ダンスは引き取り手がないとかで、おそらく処分されてしまうことになると思います。
もったいないけどどうしようもない・・・

今日はいとこ夫婦といとこのご主人のお母さんとお姉さんも来てました。
どちらも法事の時以来にお目にかかるのでご挨拶出来てよかったです。

私はおばさんが亡くなった時に形見分けはいただいているし、何かをもらうつもりはなかったんですが、たまたま写真のはんこ入れが目についたのでいただきました。
おばちゃん、なんで使わずに置いたままで、ねえ・・・

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結局、何かお手伝いをと思って行っては、いとこと話をして時間を取らせるだけで帰ってきてる気がします。

「自分も未練があるから断ち切る儀式に立ち会ってくれて助かります、ありがとう」

といとこが言ってくれるのだけが救いかな。

来週にはもう家を空っぽにして売り主に渡し、その後はつぶして建て替えることになってます。
さびしいけど、もう誰も住んでない家、何年も置いておらってもらってただけ、おばさん達への思いを持ち続けられて幸せだったと思います。

最後の荷物を業者さんが分別して出しに来てくれる日にもう一度行って、整理の勉強をしてきます。
きっとそれを教えてくれようとしてるんだなあ、ありがとう、おじちゃんおばちゃん。

そして、父親が使ってる母の鏡台、あれがまだまだ活躍するので本格的に足を直してやらないとなあ。
今は私が仮にテープでぐるぐる巻にしてあるだけなんです。
もう実家がある限りある家具と思ってなんとかします(笑)

食いしん坊なクマとひよこの食べ物ライフ