「食」カテゴリーアーカイブ

悪魔の食べ物

うちのクマ旦那さんはカレーが大好きです。

どのぐらい好きかと言いますと、

「全く同じカレーなら3週間ぐらい、違う種類なら1年間ずっと食べても平気」

なぐらい好きなんだそうです(笑)

大好きなんですが、カレーはカロリーも高いし、ご飯にかけると炭水化物をたくさん摂ることになるので今はちょっと控え気味。
たまにはね、ということで、大豆を入れて、ご飯の代わりにお豆腐に乗せたドライカレーにしてみました。

タマネギ、いんげん、ニンジン、牛ミンチをピーナツバターで炒め、茹で大豆、カレー粉、ケチャップ、コンソメ、酒、塩コショウ、薄口醤油で味を整え、豆腐の上に乗せてゆで卵を盛り付けます。

「カレーはおいしいなあ、唐揚げは神の食べ物だけどカレーは悪魔の食べ物やね」

そう言いながら、クマ旦那さんはホクホク顔でした。

「そんなに好きならもうインドに住めばいいのに」

と、インド好きの私が言ったら、

「カレーは日本のに限る」

らしいです。

ってことは、日本のカレーが悪魔の食べ物なのかな?

そう聞いたら、

「カレー自体が悪魔の食べ物、日本のカレーはその中でも最上位、恐ろしいな・・・」

だそうですよ(笑)

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しばいこんにゃくいもたこなんきん

今日の午後、実家へ行くのに父親に何かおつかいがないかと聞いたところ、

「今年はまだ焼き芋を食べてないから焼き芋が食べたい」

と、要望がありました。

いきなりだったのでびっくり(笑)

「今の時期はサツマイモがホクホクして一番おいしい」

のだそうで、ぜひともとの要望です(笑)

今日の日記のタイトルは、女性が好きなものを並べた言葉です。
女性はお芝居、コンニャク、お芋、タコ、カボチャが好きだというのがどうやら定番のようです。
まあ、確かに嫌いだって人はあまり聞かないかな。

よくアニメとかでも女性が焼き芋屋さんの声を聞いて財布を持って飛び出していくというシーンがありますが、私は実はそこまで焼き芋を好きというわけではありません。
好きなのは好きなんですが、おそらく、私より父親やクマ旦那さんの方が焼き芋は好きだと思います。
だって、「焼き芋食べたい」と言い出すのは、大抵うちの父親、それから喜ぶのがクマ旦那さんですから(笑)

なので、今回そう言われて初めて、そう言えば秋になったのに作ってなかったかなと思ったぐらい。
焼き芋専用のお鍋とかもありますが、うちでは私が手抜きで簡単作ってしまいます。

用意するのはもちろんサツマイモ。

サツマイモを洗ったら、濡れたままでキッチンペーパに包み、さらに上からラップで包みます。
それをあまり高くない温度で長めにレンジにかけます。

うちの実家のレンジは700度、500度、200度と切り替えができるんですが、500度で15分から20分ぐらい、サツマイモが柔らかくなるぐらいゆっくり加熱します。

加熱が終わり、押さえてみて柔らかくなってるなと思ったら、ラップもキッチンペーパーもはずし(ヤケドに注意です)、今度はオーブントースターで焼きます。
外側がカリッとなったら焼き上がり。
簡単でおいしい焼き芋になりました。

お鍋でじっくり焼いたり色々やってみましたが、手間その他を考えたら、これが今のところ一番お手軽でおいしいかなと思います。

もしも何か他にも簡単でおいしいという作り方があったら教えてください。
父親にもっとおいしい焼き芋を、できれば簡単に作りたいんです(笑)

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おいしいの達人

食べる楽しみ、作る楽しみ、両方の楽しみがあるんですが、作る楽しみには作った後でもう一つ楽しみがあります。
それは「おいしかった」と言ってもらう楽しみです。

毎回毎回満足いく100パーセントの料理が作れるとは限ってないんですが、それでも、食べ終わって「おいしかった」と言ってもらえるとうれしいですよね。
誉められて伸びるタイプなので、私(笑)

うちは父親がおいしかったら「おいしい」と言ってくれる人なので、食べても何も言わない人がいると知った時はちょっとびっくりしたものです。
もちろん、クマ旦那さんも「おいしい」と言ってくれます。

ただ、なんでもやみくもに「おいしい」と言うのではなく、自分の口に合わなかったら「今日は薄かった」とか、「もうちょっとこうしてみたらどうかな」との感想ももらえます。
味の薄い濃いは好みがあるので、自分がこれでおいしいと思っても食べる人からすると薄いってこともありますし、感想を聞くことで作る方も感覚をつかんでいけます。

うちは大体普通に作るとおいしいと言ってもらえるんですが、私がちょっとだけ薄口になったかなと思ったら、2人はかなり薄く感じるようで、そんな時は「今日のはもうちょっと濃い方がいい」と言われます。
私の許容範囲と2人の許容範囲がちょびっとだけ違うみたいですね。

そういう、「口に合わなかった」との感想ももらえたら、普通に「おいしい」と言ってもらえた時は本当においしいんだなと思うことができます。
自分であまりおいしくないと思ってるのまでおいしいと言われたら、普段のもどうなんだろう?と思ってしまいますから(笑)

そういう意味で、うちの父親もクマ旦那さんも、おいしいの達人なんじゃないかな。

実は、今日作った「ゴマみそ牛丼」も、「もうちょっとだけ一味欲しい」と言われてしまいました。
お味噌の味でかなり味が違ってしまうと思うので、一味足りない時にはお味噌に合わせて何か一味、みりんとか塩、醤油で一味加えてください。

まずはキャベツを短冊ぐらいに切ります。
切ったら塩を振ってレンジにしんなりするぐらいかけるか茹でます。
少し冷ましたらぎゅっと水気を切ってご飯と混ぜ、丼に盛ります。

味噌、練りゴマ、酒を同量混ぜてタレを作り、味を見て整えます。

牛肉を炒めてタレを絡め、その時にタレの容器に同量の水を入れてすすぎ、それも入れて無駄がないように。
味が絡んだらご飯に乗せて白ゴマをかけてできあがり。

タレの味を見て、一味足りないと思ったら、何か加えて調整してください。

ちなみに、昨日作ろうと思ってて、やめて「牛ポン丼」になったのがこれでした。

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ごちそうさん

朝ドラの「ごちそうさん」を楽しみにしています。

正直、最初の3回ほどはヒロインのめ以子が盗み食いしたり、お父さんがお客さんのことを考えない頑固で面白くなりそうにないかなと思ったんですが、その後でめきめき面白くなってきました。

め以子は自分が食べることにしか興味がない子供でしたが、「誰かに食べさせたい」という気持ちに目覚めていきます。

その気持ち、とてもよく分かるなあと思いました。
食べるのが好きで、自分で作っておいしいと思うのももちろんうれしいし大切なんですが、誰かに食べておいしいと言ってもらうとまた作りたいという気持ちがわいてきますよね。

もうずっとずっと前の話ですが、父親が少しの間入院して、母親と2人だったことがありました。

私は当時とっても寝坊だったので、2人なのに朝はばらばらに食べてました。
その日も母が朝食を済ませたずっと後にごそごそ起きてきて、うちは朝ご飯はパンなので、食パンを焼いて仕度をしてたら、食器を使った後で洗うのが面倒だなと思ってしまいました。
それで、不精をして、食器を出さずにティッシュを敷いてその上でパンを食べることに。

そしたら母親に「食器ぐらい出しなさい」と叱られたので、翌朝はちゃんとお皿を出して食べ、洗おうと思ったら先に母親が使って伏せてある食器がない。
どうしたのか聞いたら、母親自身がめんどくさくなって、昨日の私のことを思い出してティッシュで食べたそうな(笑)

やっぱり父親がいないと女2人だとだめだな、早く帰ってきてもらわないと笑いあったんですが、作るだけだと最終的にそうなる可能性もあるんですよね。
早い話がお鍋やフライパンで作ってそのまま食べれば洗い物が最低限で済みますから(笑)

作るのが楽しいのは、やっぱり「ごちそうさん」と言ってくれる人がいるからなのかも知れません。

食べる人のことを考えたら、予定と違うメニューになってしまうこともありますね。
本当は違う味で作ろうと思ってたのに、めんどくささも手伝って違う味になってしまったのが今回のメニューです。

ご飯の上に炒めた小松菜を乗せ、さらに炒めてポン酢味をつけた牛肉を乗せただけの簡単丼、「牛ポン丼」です。
炒めた時のお汁をかけたらダシやタレを作らなくていいので簡単です。

ポン酢好きのクマ旦那さんがとっても喜んでくれました。
手抜きしたのにね(笑)

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白菜スープ

台風の直撃は避けられたようですが、雨はまだまだ続くようですね。
車で出かけたら道が川のようになってましたが、それでも当地は全く被害と言うには程遠い量の雨、ほっとすると同時に影響が大きい地域の方々に、これ以上の被害が出ませんようにと祈らずにはおられませんでした。

こんな寒い日は鍋物か汁物がいいですね。

冬になると定番の汁物があります。
今日作ったのはその中でも特に母の味の「白菜スープ」です。

私が物心ついた頃にはもう作っていたようで、父に聞いてみてもどういう経緯で母が作るようになったのかもよく分かりません。
ひょっとしたら母の母、私の祖母の味なのかもとも思いますが、今はもうそれを聞く人もないので分かる術もありません。

いえ、一人だけ、母の弟の叔父がまだ元気で存命なのですが、あの人は聞いてもまともに教えてくれないような気がするんですよねえ。
何しろいたずら好きで何をどう仕掛けてくるか分からないお茶目な叔父さんなので、どんなオチを持ってこられるか分かりません(笑)
わざわざ電話して聞いたらそういうことやられるだろうから、次回会う時に何かのついでみたいに聞いてみようかな。
その方が本当のことを聞けそうな気がします。

さて、「白菜スープ」ですが、ごくごく簡単ですがボリュームがあり、ご飯にもパンにも合う味です。

まず白菜を切ります。
白菜を縦半分に切り、2~3センチ幅に。

豚肉も一口大に切り、白菜、豚肉、ほんだし(これを使うのが簡単)、薄口醤油、濃い口醤油、酒を入れて煮立て、アクが出たらアクを取ります。
塩コショウで味を整えたらゴマ油を入れ、白菜が柔らかくなったら溶き卵を流してできあがり。

汁物と言うよりおかずになる一品です。
コショウをたっぷり目に効かすとおいしいです。
ハフハフとヤケドに気をつけてどうぞ。

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