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二重の虹、尾頭つきの虹

今日の午後、買い物に行った後にドラッグストアに寄ろうと車を走らせていた、目の間になんとも見事な虹が!

本当に少しだけ雨が降ってすぐにやんだんですが、雲は多いものの晴れ間が出て虹も出てきたようです。

車を運転しながら真正面から見たら地平線を端から端まで、しかもよく見ると二重になってるんです!
こんなのほとんど見ませんよ。

ドラッグストアについたらちょっと真正面とは角度が変わってたんですが、まだまだきれいに見えたので写真を撮ろうと思ったら、みなさん考えることは同じだったようで、あちらこちらで撮影されてました(笑)
その方達がばっちり写っているので下を切り取りましたが、二重なのと端っこまであるらしい気配(さすがに全部は入らなかった)を分かっていただけるでしょうか?

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左の上の方にうっすらと二重が写ってます。
車から見た時はもっと見事に二重だったんけどなあ、残念。

地平線から地平線までの虹を見ると、

「尾頭つきの虹」

という言葉を思い出します。

桂枝雀さんの落語「雨乞い源兵衛」の中で、きれいに端から端までかかった虹のことを、

「いつもちょろっと見る虹は切り身の虹、これは尾頭つきの虹じゃー」

という場面があるんです。

「尾頭つきの虹」うまいこと言いますよね(笑)

この落語は新作落語で小佐田定雄の作なんですが、古典落語と言ってもいいぐらい落ち着いたいい作品です。
好きなんですよね、小佐田さんの落語。
枝雀さんがよく演じていらっしゃったなあ。

懐かしく思いながらパチリパチリと撮ってたら、左の方から段々と切り身になっていきました。

後ろの席の高校生

6日によしもと新喜劇を見に行った時のことなんですが、後ろの席に高校生とおぼしき2人組が座って色々と話をしていました。

「高校生」と言いましたが、実際は中学生か大学生か、それ以外かも分かりません。
ただ、ぱっと見たところは高校生ぐらいに見えたのと、会話の内容から高校1年か2年かな、と思ったんです。

片一方がどうやらお正月にハワイに行ったらしく、もう一人にその時の写真や他の写真を見せて2人で楽しそうに笑ってたので、中学3年や高校3年の受験生ではなさそう。
学校の話をしてたので社会人ではなさそう。
幼い大学生や大人びた中学生、小学生もいるにはいるけど、見た目が高校生っぽいので高校1年か2年かなあ。

今頃は色んな高校生がいるけど、なんと言うか、ほのぼの2人組でした(笑)

開演時間を待つ間、クマ旦那さんがトイレに行ってる時に聞くともなく後ろの会話が耳に入って思わずくすっと笑ってしまいそうになったり、なんと言うかかわいらしかったんです。

その時、一人の子が、

「なあ、地震の日ぃっていつか知っとう?」

と、見事な神戸弁でもう一人に聞きました。

すると聞かれた方の子が、

「いつやったっけ?十何日かは覚えとうけど、いつやったかなあ?」

と、こちらも見事な神戸弁で答えます。

「17日やねんて」
「へえ、そうやったか、17日か、誰かに聞かれたら分からへんとこやったわ、ありがとう!」
「覚えとかな~」
「ほんま、教えてもろてよかったわ~」

そういう会話でした。

なんと言うのか、ちょっとさびしくちょっとほっとした感じ。

この子達はあの地震の日、まだこの世に存在してなかったんですよね。

うちの甥っ子姪っ子もそうですが、親や周囲の人に聞いたり、学校で教えてもらったり色々あるから、

「自分が生活してるこの地で前に地震があったんだな」

とは思ってるし、今もまだ残る地震の跡を目にしたりするから知ってる、でも自分が経験したことではないので本当の意味で分かってるかどうかは分かりません。

私が親や他の人達から戦争のことを聞くのと同じ感覚なんだと思います。

時間が経ったから忘れていいものじゃないけど、いつまでもいつまでもそのことだけを言っても何も始まらない。
こうして知らない人が増えてきて、でも覚えていてくれて忘れないでいてくれて、後につなげてくれる。
そうなっていっていいんじゃないかと思います。

あの子達は今日をどういう風に過ごしたのかなあ?
笑ってるといいな。

「半田麺」の「ふし麺」

父親が討ち入りそばと年越しそばに「半田麺」のおそばを買った時、ついでに「ふし麺」も買ってみました。

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「ふし麺」は、麺類を作る時、伸ばしたり干したりする時かな、竿のようなところに引っ掛けてる部分、普通のまっすぐな麺類にならない部分、切り落とした部分です。

ちょっとあっさりした汁物なんか食べたいなあと考えていて、ふと思い出したので今夜使うことにしました。

「半田麺」の「ふし麺」と、上の写真「半田麺のそば」の「ふし麺」の2袋買ったんですが、今日持って帰ったのはおそばです。

持って帰ってクマ旦那さんにそう言ったら大喜び、だっておそば大好きですからね(笑)

ただ、クマ旦那さんはざるそばみたいに食べると思ってたのでちょっとびっくり。
だって私の感覚では、ふし麺ってそのままお味噌汁に入れたり、そういう感じだったから。

でも確かにちょっと面白そうと思ったのと、でも冷たいおそばより温かい汁物のおそばが食べたいしと思ったのとで、このようになりました。

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メインは茹でて冷水にとった「ふし麺」をめんつゆにつけて食べるようにし、一部を醤油味のだし汁に入れて煮込んだ温かい「ふし麺」に。

どっちもおいしかったんですが、やっぱり汁物に入れた方が食べやすかったです、短いし。
何より、下茹でしなくてそのまま放り込めばいいのが楽(笑)

「私も食べたいから少し残しておいて」

と父親が言った時、お汁に入れるつもりで

「大丈夫、ちゃんと残しておくから」

と言ったんですが、つけ麺にしたら案外減ってしまい、父親の分だけやっと死守して食べてしまいました(笑)

また「半田麺」を注文する時にでも頼もうかな。

お正月もいよいよ今日まで

って表現でいいんでしょうか?今日は小正月です。

今日は朝早く、7時半ぐらいに実家に行き、お飾りなんかを焼いて「どんど焼き」とか「左義長」とか言われる行事をやってきました。

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以前は小正月の15日は成人式でお休みだったんですが、今はハッピーマンデーでお休みじゃない日の方が多くなり、やらない人も増えてきたのかなあ。
うちは、とりあえずできるのでやってます(笑)

使ってない植木鉢(今日ついにひびが入ってしまった)に火種と一緒にお飾りを入れてもやし、焼けた灰に水を混ぜ、敷地の隅に置いて結界を作ります。

終わった後、一度家に戻ったんですが、煙臭い(笑)
思わず自分にファブリーズしましたよ。

さあ、これでお正月も終わり、本格的に色々がんばらないと。
寒いからついぐずぐつになりますけどね(笑)

風邪っぴきには鍋焼きうどんが一番です

とは言っても私ではありません、私はすっかり元気になりました、ありがとうございます(笑)

そしたら今度はクマ旦那さんが、

「なんか、ちょっと風邪ひきそうな感じ・・・」

とか言い出したんです。

世間はすっかり寒くなり、東京ではインフルエンザが流行の兆しだとか。
こちらでも来週あたりはもっと寒くなりインフル流行がやってくるかも、だとか。

「これはもう今夜は鍋焼きうどんに決定!」

そう決めました。

幸いにも、ちょうど冷凍うどんもあり、青ネギもあり、カマボコ、鶏肉、干ししいたけに卵もある。
買い物に行かなくてもできる、うん、鍋焼きうどん決定。

そうしてできたのが写真の鍋焼きうどんです。

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ちょうど金時ニンジンも残ってたので彩りにもなってよかった。

はふはふしながら食べたら風邪もどっか行くかしら?