父親の「ピンとこない」開戦と終戦~ひよこの聞き語り(40)

来週の日曜日が最終回になりますが、ドラマの、

「この世界の片隅に」

を楽しみに見ています。

有名な作品なのでご存知の方も多いですよね。
アニメの映画になった時、舞台が「呉」ということで興味を持ち、映画館で見てきました。
母が、ちょうどこの作品の時代に「呉」と近い「風早」に疎開していたからです。
面白い映画でした。
その後原作の漫画も買って読みました。

映画と原作があまりに面白かったので、ドラマはどうなるかと見てましたが、これもやっぱり面白い。
小説、漫画、アニメ、ゲームとかの実写化を嫌がる方もいらっしゃいますが、私は別物として見る方なのでこれもドラマとして面白い、と素直に思いました。

そのドラマで先週は終戦の日のシーンがありました。
みんなで集まって「玉音放送」を聞き、主人公の「すずさん」が「納得できない」と激高し「最後の一人まで戦うんじゃなかったんかね!」と、失ったものを思って泣きます。

「終戦の日」って作品によって色々な描き方がありますね。
今回はそういう感じでしたが、このドラマに出ている「尾野真千子」さんが主演だった朝ドラ「カーネーション」ではヒロイン「糸子」は放送を聞き終わった後「さ、お昼にしよう」とご飯の支度をしに行きます。

私の母の場合、多分この放送を聞き終わった後じゃないかと思うんですが、祖母が母達に、

「進駐軍が来たらお母さんはあんたらを殺して自分も死にます」

と言ったらしい。

もっともその後、すっかり状況に慣れて片言英語で「アメリカさん」とも堂々と対峙してたらしい祖母ですが(笑)

父親の終戦の日のことは「終戦の日らしくない父の終戦の日 ~ひよこの聞き語り(13)」に書きました。

父親は今の愛媛県八幡浜市で生まれて育ち、二十歳過ぎに神戸に出てきました。
戦争はその子供時代のことです。

その日、まだ子供だった父は、朝早くから友人達と海に泳ぎに行き、海から上がって映画館に映画を見に行ったそうです。
行ってみたら映画館が休みで、どうして休みなのか聞いたら「戦争が終わった、日本が負けた」と聞き「嘘つけ~」と家に帰ったら本当だった、と。
ちょっとネタみたいな、のんびりした終戦の日を迎えたんだそうです。

それで父親にふと聞いてみました。

「玉音放送は聞いてないよね、海におったし」
「聞いてないなあ」

やっぱり(笑)

田舎だし、世間で言うほど食べ物にも不自由してなかったみたいだし、終戦の日はこんな感じ。
ちょっとドラマとかで見るのとは違いますね。

そして続きにこれも聞いてみました。

「開戦の日はどうやったん?」

こういうことらしい。

「その日は訓練か何かで朝早くからみんなで登山か何かに行ってたから戦争が始まったの知らなかった」

そっちもかー!(笑)

「なんか、あれね、いざ!って時にはずしてるよね」

と笑った(笑)

それでも父の兄弟は2人戦死してます。
1人はビルマのインパールで、もう1人は潜水艦で。
そのどちらも実際に亡くなったのを見たわけではないし、遺骨も戻ってきてない。
ある意味やっぱり「ピンとこない」状態です。

開戦も「ピンとこない」、終戦も「ピンとこない」、戦時中もほとんど影響なくて言うほど「ピンとこない」、うちの父親の戦争はどうもこんな感じらしい。

映画やドラマでは型にはまったように開戦に大騒ぎし、終戦・敗戦に呆然としと描かれてますが、まあ色々な人がいるんですよね、やっぱり。

911

昨夜寝る時、

「あ、明日は9月11日、何かあった気がするけど思い出せない、何だったかなあ・・・」

そう思いながら寝ました。

朝、ニュースで思い出した。

「そうか、あのテロの日か・・・」

ひどい事件でした。
そして今でも続いてます、色々な意味で。

あの日、部屋でメッセンジャーで友人H氏と話をしていました。
そうしたらH氏が「飛行機がビルにぶつかった」と。

最初は単なる事故、「単なる」と言っては申し訳ないが事故だと思ってました。
怖いねえ、どうしたのかな、と話してたけどなんだかどんどん話がおかしくなってきた。

部屋にテレビがなかったのでネットで何か見たりしたけどよく分からない。
そのうち下の部屋から母親が「アメリカですごいことになっとう」と声がかかったので、H氏に「テレビのある部屋に行く」と言って会話を切り、階下へ。

信じられませんでした。
その後のことは説明する必要もないでしょう。
みるみるビルが2つ崩れ落ち、数えきれないほどの人が犠牲に

そんな日だったのにすっかり忘れてました。
全然思い出さなかった。

忘れちゃいけませんね、覚えてないといけません。
自分に、今のところ直接関係ないからって忘れてはいけない、あれは。
もう忘れません。

びょういんびょういんびよういん

今日は朝一番から半年に一度の脳外科の日でした。
MRI検査を受けに行きます。

9時頃に病院に着いたんですが、今日は混んでて会計とお薬まで終わったらもう11時過ぎてました。
この病院でこんなに時間かかるの珍しいんです。

買い物して問屋さんに荷物取りに行きって一軒だけ小さい配達して実家に着いたらもう12時半近かった。

思い返せばここのところ朝から病院ばっかり行ってる気がします。
9月に入ってから何回行ったか・・・

1日:ケガして朝から外科初診
3日:父親の2週間に一度の病院
5日:お昼前から歯医者
6日:朝から父親の年に一度の心臓外科
8日:朝一番から外科

そして今日です。
この10日でもう6回病院行ってる。

そして今週もまた病院続きです。

10日:私の半年に一度の脳外科
11日:父親の三週間に一度の病院
14日:午後から歯医者
15日:父親の2週間に一度の病院

が控えてます。
半月で9日病院って(笑)

まあね、こう重なるのも珍しいです。
年に一度とか半年に一度がね。

この先もまだ外科と歯医者が続き、もう一軒予約入れないといけないので後少なくとも自分が3回以上、父親が1回か2回あるので一ヶ月で14回か?(笑)

それと先週の月曜日は髪を切りに美容院に行ったので、

「なんか病院と美容院しか行ってない」

と笑ってたんですが、父親が、

「今週、お天気とかの都合で散髪に行きたい」

と言うもんで、

「それもまた美容院の親戚やん」

とまた笑いました(笑)

クマ旦那さんはまだ散髪もう少し先だけど、巻爪の病院に行かないといけないみたい。

今月は2日に一度「びょういん」か「びよういん」に行ってる計算になりました(笑)

週末の〆にカレーを

先週の金曜日の夜にケガをして、一週間経ちました。

動かさないと痛みとかはないんですが、何かをした時に「ちくっ」と痛み「あいたっ」と言う感じです。

場所が右手の親指なので、お箸が持てないし包丁も使えません。
なので料理ができない。
先週の日曜日、妹が来て父親用におかずを作ってもらい、ご飯を炊いてもらってそれはとっても助かりました。
ですが、それ以外はお弁当や惣菜パンやおにぎり、スプーンやフォークで食べられる物でなんとかしています。

食べるのはそれでもなんとかなりますが、問題は洗い物です。
実家ではできる限りの物を食洗機に入れて洗ってます。
ちょっとしたコップとかは洗えるけど、ゴシゴシしないといけないのはちょっと厳しい。

マンションに帰ったら、洗い物は全部クマ旦那さんがやってくれてます。
いつもは洗い物はほとんどしないんですが、今は全部きれいに洗い上げて拭いてしまってくれてます。
やればできるやん(笑)

一週間がんばってくれたので、

「金曜日の夜は駅まで迎えに行くから外で何か食べよう」

ということになりました。

もちろん、右手が使えないので食べられる物は限定されますが。

最初はハンバーガーでもと思ってたんですが、カレーにしようかということになり、久しぶりに「CoCo壱番屋」に行くことに。
カレーだったらスプーンでなんとか食べられる。

一週間お疲れ様でした。
まだ治ってないからもうちょっとよろしくね(笑)

「めぼ」かと思うたら小豆じゃった~ひよこの聞き語り(39)

私は平日は「一応」5時40分に起きることになってます。

「一応」というのは、起きられない時があるから、という意味と、「完全に起き上がらずに起きる準備」の段階だったりもするからです。

5時40分になったらまずテレビがタイマーでつきます。
その音でぼんやりと起きて、ニュース見ながら起きる準備をする、そういう手順です。

昨日の朝、いつものようにぼんやりとテレビを見て、

「なんで山のアップばっかり映っとうの?」

と、寝ぼけた頭で思いました。

まさか、北海道で大きな地震があり、山があんなに崩れてるとは思わなかった。
北海道の山は広過ぎて、周囲に家が建て込んでないもので、普通に山の景色を映してるだけにしか見えなかったからです。

台風に続き大地震、本当に平成最後の夏はどういうことなのかと思うほどの天災続き。
一日も早く落ち着いてくれますように。
そして被害がこれ以上広がりませんように。
そう祈るしかありません。

昨日の朝はそういう目覚め方をしたんですが、もう一つ様子がおかしくて、それも「あれ?」と思う原因の一つだったかも。

「あれ、左目が見えにくい」

なんだか目が開かないんです。
なんだなんだ?と思ったら、左まぶたが腫れてる!

びっくりしたんですがすぐに分かりました。

「ああ、めばちこになってる」

「めばちこ」とは、いわゆる「ものもらい」を関西でそう呼びます。
肩凝った時とかによくできる気がします。
一昨日、歯医者さんに行ったりして肩凝ったのでできたかな、と思いました。

「めばちこ」を広島の全体でかどうかは分かりませんが、母が疎開していた「風早」のあたりでは「めぼ」と呼ぶのだそうです。

疎開中、母に「めぼ」ができた時、疎開先のおばあさんが小豆を3粒くれて、

「めぼかと思うたら小豆じゃった言いながら井戸に小豆投げんさい」

と、教えてくれて、井戸に行って、

「めぼかと思うたら小豆じゃった(ぽちゃん)めぼかと思うたら小豆じゃった(ぽちゃん)
めぼかと思うたら小豆じゃった(ぽちゃん)」

と、3回投げ入れるおまじないをやったそうです。

それで実際に治ったかどうか、聞いたかも知れないけど忘れてしまった(笑)

「めばちこを治すおまじない」はあっちこっちにあるみたいですね。
どこかは分かりませんが「櫛の歯を畳でこすってそれを当てる」というのも聞いたことがあります。
他にも以前聞いたことがあるんですが忘れてしまった。
私の活動エリアでは、特にどうしろというのはなかった気がするなあ。

小豆は手に入るので、もしも井戸があったらやってみるのになあ。
さすがに下水ではだめですよね?(笑)

食いしん坊なクマとひよこの食べ物ライフ