今日は父親の1年に1回の病院の日でした。
何も病院かと言いますと、もう十数年前になりますが、心臓のバイパス手術を受けたので、その後の検査のために1年に1回だけ行ってます。
今日は血液検査、レントゲン、心電図、心エコーを受けました。
その結果を聞いて、何もなければまた1年後の予約です。
今日は心エコーでちょっと時間がかかっていたのでちょっとだけ心配しました。
エコーで何かひっかかったら時間がかかります。
私も経験があるし、うちの母親もそれで怖い病気を見つけてもらったことがあります。
診察室に入ったら先生が、
「息苦しいとかありませんか?」
と聞いてきたのでちょっとびっくりしたんですが、
「少し心臓の弁が硬くなってます」
これ、昨年も言われました。
そこから悪くなってたら嫌だなと思ってたら、そうひどくなってるわけではなく、今すぐ処置が必要とかではなかったのでほっとしました。
「今はカテーテルで処置できるから、もっと硬くなったら人工弁さっと入れてあげます」
って、簡単に言うなあ(笑)
それで、一つ気になってたことを聞きました。
手術した時、バイパスに使うのに父親は自分の血管を移植しました。
その時に先生が、
「自分の血管だったら20年はもちます」
と、おっしゃったんですよね。
手術してもう十数年、
「あと4、5年しかもたんのや」
というようなことを父親が言うようになりました。
「違うやん、20年「は」やから最低でも20年でしょ、もっともつでしょ」
と言ってはいたんですが、気にしてるし私も気になるし、聞いてみました。
「先生がそうおっしゃったんですが、どのぐらいもつもんなんでしょう?」
そうしたら先生が検査結果を色々と見た後でこうおっしゃいました。
「100歳まではもつね、心臓の血管は、やけど」
心臓の血管限定ですが100歳までいけることになりました(笑)
父親の顔がほっとしたような顔になりました、よかったよかった。
「よかったやん、100歳まではやからもっともつはず、先生にそう言うてもろてんからもっとがんばらんとな」
と言ったら笑ってました。
少なくとも干支もう一回り、次の干支の始まりのネズミに会えるまでは元気でいてくれることでしょう。