「その他」カテゴリーアーカイブ

ダイフェカーター(悪魔の牡猫)

昨日、1つの荷物が届きました。

送り主はツモリアさんです。
ネットでお知り合いになった、素敵な生活を送ってらっしゃる方です。
私は雑に生活をしているので、いつもいつも「ツモリアさんみたいに丁寧に生きたいなあ」と思いながらブログを拝見しています。
ツモリアさんに愛犬「はるちゃん」のファンでもあります。

少し前に「荷物が届くと思います」と連絡をいただき、わくわくして待っていました。
そして箱を開けてみて、まず出たのは次の一言です。

「わあっ、素敵」

中には写真のようなパンとクッキーが入っていました。

写真の腕がなくて素敵さが伝わりにくいだろうと思うととても残念です。

そして次に思ったのが、

「素敵だけど、これは何?」

一緒に入っていた説明書、これがまた素敵でした。

「悪魔の牡猫」と呼ばれる「ダイフェカーター」の由来、そしてそれを1枚の絵の中に見つけ、10年以上探し続けて見つけて日本で400年以上前から伝わるレシピで再現した舟田詠子さんのお話、そして今このパンを焼くようになった経緯、なんかをお話のように書いてあるのです。

パンはまだいただいてませんが、この説明書を読むだけでまたわくわくしました。

知らなかったです「ダイフェカーター」、聞いたこともない見たこともない、ましてや食べたことはもちろんない。

簡単に書いてしまうと、本来は「聖ニコラス祭」で生きた猫を生贄にしていたとか!
それがいつの間にか猫の代わりにパンをお供えするようになったものだそうです。
なので本来はもっと大きく、何か意味のある文様のあるパンらしいのですが、とてもそんな大きなパンは普通に扱いにくいので、簡略化してあるのだとか。

「飾ってから食べられる日持ちのするパン、日本での鏡餅のようなものかも」

という説明、すごく納得できました。

「薄く切って日にちをかけて食べる」

らしいので、ドイツの「シュトレン」とも通じるところがあるのかも知れませんね。

ツモリアさん、本当にありがとうございました。
とても素敵なものをいただいて、とても素敵なことを教えていただきました。
今年のクリスマスにはまた一つ楽しいこと、楽しい話が増えてとっても幸せです。

タグが邪魔

先日、下着を買って新しいのを着ています。

新しいのはいいんですが、ちょっと困る、というか不快なことがあります。
シャツの左下の方に洗濯用のタグがついてるんですが、チクチクする。

以前にも同じのを買って着ていたので、多分その時にも同じことを経験してるんでしょうね、覚えてないんですが。
とにかくタグがチクチクしてやな感じ、なのです。

洋服のタグってどれにも付いてますが、洋服本体が柔らかい生地でも、どれもシャキッとしたタグが付いてるので、それが当たる時に嫌な感じがしませんか?

洋服の場合は首のところについてますが、伸びる素材の時は服が伸びてもタグが伸びずにしばらく洗濯したらタグだけぷくっと浮いてきて首に擦れて、嫌でちょん切ってしまうこともあります。

下着の場合、ダイレクトに肌に触れるので、洗濯してくたっとなるのが我慢できないとやっぱりちょん切りたくなります。
でも、ハサミで切ったら切り口がやっぱりチクチクして、元のままよりもっと気持ち悪くなることもあります。
あまりにひどかったのは縫い目からちまちま切ったこともありますねえ。

洋服に合わせてタグも柔らかいのにしてくれたらいいのに。
大抵のはしゃっきりしたつるっとした生地のタグな気がします。
これだけ色々技術が進んでいるんですから、もうちょっとなんとかならないでしょうかねえ。

古い古いミキサー

先日、ふとしたことがあり、それからちょこちょことミキサーで野菜ジュースを作るようになりました。

そのミキサーですが、かなり古いです。
何しろ昭和生まれ、それも40年代から50年代の生まれですから(笑)

私が実家から持ってきたものですが、まだ現役です。
モーターもちゃんと動いてます。

ただ、プラスチック部分がね、ちょい欠けたりもしてます。
それ以外は全部きれいです。
当時の箱もまだあるし(笑)

ミキサーだけじゃなくジューサーとかき氷機もついてます。
小さい頃、夏に何回かかき氷作ってもらった記憶があります。

「そんな古いの使わなくても新しいの買ったらいいよ」

ってクマ旦那さんは言います。

今までもそう言ってたんですが、そうしょっちゅう使わず、というかほぼ使ってなかったので新しいの買おうかなと思ったままだったんです。
でも、今は毎日使ってるので、その方がいいのかなとも。

まだ使えるので捨てるのはしのびない。
でも置いておくには場所を取る・・・

ふと思いついたんですが、テレビや映画の撮影の時、こういう古い古い家電や家具なんかを欲しい時があるらしいんですよね。
そういうところに使ってもらったりとかしたら、うちの古い古いミキサーが、ある時画面に登場したりなんかしませんか?

ちょっと真面目に考えてます。
この子だけじゃなく、他にもまだあるんですよね。
実家で眠ってる古い古い家電。
そういう使い方、してもらえたらなあ。
どこかでそういうお話ないかしら?

大阪万博

決まりましたね。

昨夜、一度寝てたんですが目が覚めてテレビをつけたらちょうど「決まった!」とやってました。
とりあえずおめでとうございます。

しかし、賛否両論ですね。
なんか分からんでもないです。
東京オリンピックもそうですが、前回とは多分何かが違う気がします。

前回のオリンピックも万博も、これから日本をもっと盛り上げていこう!と日本全部が損得関係なくがんばって成功させたイメージですが、今回のはどちらもそれほど全国で盛り上がってるという感じでもなく、一部でしょうがお金のために色々、みたいな雰囲気すら感じられます。
時代背景が違うから仕方がないのかも知れませんね。

それに前回は何もないところに大きな物を作って、という感じが、今は大きな物も小さい物もいっぱいあって、道もいっぱいいっぱいの渋滞で、そこにさらに人が集まるようなことと考えただけで「本当に大丈夫?」という感じにもなります。
かといって、今ある物を全部つぶして最初から作るというわけにもいきません。
色々むずかしいんだろうなあ。

それでも、やっぱり楽しみにはしてしまいます、オリンピックも万博も。

もう3年ほど前になりますが、父親の同級生で九州の方がいらっしゃいました。
毎年、わざわざ関西まで同窓会にいらっしゃって、その時にうちからそう遠くないホテルに泊まり、そこで数名で集まって前夜祭をやってました。
楽しそうだったなあ、おじいちゃんおばあちゃん達が集まって(笑)

その方が、

「みんなで東京オリンピックに行こう!」

と言い出し、実現するかどうかは別にしてえらく盛り上がってました。

残念ながら、その同窓会の割とすぐ後にその方が急に亡くなってしまい、それ以来前夜祭もなくなってしまいましたが。
うちの父親も、それから同窓会にも行かなくなりました。
大阪で、行くのにちょっと遠いのと、足腰が弱ったの、それにそういうのってやっぱり誰かが引っ張らないと集まらないというのもありますから。

さすがにここ数年の灼熱の夏に東京までオリンピックを見に行く、てなことは私もちょっとやりたくない。
それでも「テレビで見よう」とか、目標の一つにはできてると思います。

「今度の◯◯まで元気でいよう!」

これって、生活の張り、生きる張りの一つになりますよね。
大阪万博の年、すでに父親は90代前半になってます。
それでもやっぱり「一緒に行こうね」と目標にしたい。
私自身も、年齢的にはまだ大丈夫だと思いますが、「自分の足で歩いて自分の目で万博を見よう」を目標にがんばりたいと思います。
そういう目標を作ってもらったことは、うれしいなあと素直に思います。

学習プール

今朝は寒かったです。
起きるのがちょっと嫌だなあ、と感じるぐらいで、まだまだ本格的な寒さではないですが、それでもやっぱり寒い。

外も暗く、クマ旦那さんが、

「今日も雨?外が暗い」

と言いましたが、天気予報では今日は一日晴天、暗いのは夜が明けるのが遅くなったからです。

もう11月半ばだし、そりゃ寒いはず、と言いながら、待てよ・・・

「そう言えば、子供の頃はもっと寒かった」

と、思い当たりました。

私が通っていた小学校は須磨の離宮公園のすぐお隣、緑豊かな学校でした。
そこに「学習プール」という正方形で浅いプールがありました。
そこで理科の実験をやったりする施設です。

その「学習プール」が11月半ばぐらいになると一番に氷が張るんです。
その頃になると私も登校するとプールの様子を見に行ってたのでよく覚えてます。

「学習プール」は浅く、しかも大きな木の影になってるので氷やすかったんだと思います。
学校に着くと、一足先にプールで氷を見つけた子達が氷を割って、それを持ってきてたりもしました。

多分ですが、この時期に氷が張ることは今はないんじゃないでしょうか。
そこまで寒くないもの。
氷が張るには明け方に部分的にでも0度以下でないと無理ですよね。
夜中にそこまで下がってる気はしません。

そして「学習プール」に氷が張り、どんどん本格的に寒くなると、当時住んでいた団地の入り口あたりの土に霜柱が立つようになります。
今度はその霜柱が楽しみで「キシキシ」と踏んでから学校に行きます。
今はもう霜柱が立つ場所すら減ってしまったんだろうなあ。

寒いのは起きるのが辛いけど、そういう楽しみが減ってしまうのもまたさびしいことだと思いました。