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あわしま堂「切りたるといよかん」

今日、買い物に行ったら写真のようなお菓子を見つけました。

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「あわしま堂 切りたると いよかん」

「たると」とは、洋菓子のパイ生地にフルーツを乗っけたものではなく、愛媛県にある、あんこをロールケーキのように巻いたお菓子です。
父親のいなかが愛媛なもので、いなかに行った時のおみやげはもちろん、時々スーパーで四国の郷土市みたいなもので見つけたり、お正月前なんかに買ったりします。

私の中で一番メジャーなのは「一六タルト」で、ほんのりとゆずの香りがし、少し砂糖のジャキジャキした食感がしています。

今日買ったのは「あわしま堂」のたるとですが、ここはお店にちょっとした愛着?があるんです。
なぜかと言いますと、父親のいなかのすぐそばにあるからです。

ある時、京都に工場があり、うちの近所のスーパーでもちょくちょく手に入るようになり、なんとなく親しみを感じてます。

普通の「たると」は食べたことがありますが、さらに伊予名物いよかん味ですよ、これは買わねば!

食べてみて、

「本当にいよかん!」

と言ってしまいましたが、いよかん味ですもんね(笑)

お正月用にたるとを買うことがちょこちょこあるんですが、これも買っておこうかなあ。
なんとなく懐かしく、ほんのり甘い、おいしいお菓子です。

鶏肉のネギ塩炒め

「鶏肉を塩味で食べたい、塩ダレ作ろう」

昨日、唐突にそう思ってしまいました(笑)

「塩ダレ」ってよくはやってるみたいですが、うちにはタレがない。

「タレがなければ作ればいいじゃない!」

と言うことで、ネットでいくつか調べて自分で作ってみました。

「創味シャンタン」、塩、コショウ、酒、ごま油を水で割り、レンジで加熱しました。
水のままだと「創味シャンタン」が溶けないんですよね。

鶏肉に軽く塩をし、片栗粉をまぶして油で焼き付けます。
鶏に火が入ってきたら斜め切りにした白ネギを入れ、塩ダレを入れて炒めたら完成。
適度にとろみがついてとってもおいしく仕上がりました。

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また一つ我が家の定番が増えたかな。
塩ダレ、色々に使ってみたいです。

負けてないチャンポン

神戸市西区にちょっと面白いお店があるんです。

見た目は山小屋、中に入ってもやっぱり山小屋(笑)
全体的にひずんでるし、古い山小屋としか言えない造りのお店なんですが、ここのお店のチャンポンがとってもおいしいんです。

おじさんとおばさんが2人でやってらっしゃるらしく、他の店員さんは見たことがありません。
そんなにしょっちゅう行ってるわけではないですが、数年に1度以上は行ってるかも。

お店の近くを通る時はいつも気にして見ていて、開いてるとなんだかほっとします。
開店してる時はのれんが出てるんです。

チャンポンは普通丼に入ってくると思うんですが、このお店ではすり鉢に入って出てきます。
大きなすり鉢がどんと出され、おろしニンニクを頼んで入れてもらうと一味変わってますますおいしくなります。

私が大学時代に友人から聞いて知ったんですが、うちの両親も、その他に連れて行ったお友達や家族もみんなおいしいと言ってくれる、小さいけど知る人ぞ知る、知らない人もそのお店を見たら気になる、そんなお店です。
もちろんクマ旦那さんも大ファンになりました(笑)

おいしいけどしょっちゅう行けるわけではないし、なんとか家でも再現できないかと色々真似してみたんですが、ある時、「明星チャルメラちゃんぽん」を買って、そこにそのお店の真似をしてキャベツやニンジン、もやしなどの野菜、豚肉、なると、天ぷら(平天)なんかを入れて煮込んでみたら、なんだか似た感じになりました。

今日のお昼にも久しぶりに作ってみたんですが、今回は思いつきで作ったのでキャベツ、ニンジン、タマネギ、豚肉だけですが、見た目はこんな感じです。
うちはもちろんすり鉢じゃありませんが(笑)

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「行けない時はこれでも充分満足できる」

クマ旦那さんに言わせると、そういうレベルだそうです。
もちろん、おろしニンニクを入れて。

一時期、チャルメラの他のラーメンはあってもこれが見つからなくて、寒くなったからかやと手に入りました。
調べたら今年の4月6日に「チャルメラのちゃんぽんがない」というタイトルで日記を書いてます。
よっぽどがっかりしてたんですね(笑)

この冬、一番登場するラーメンになるかも知れません。
よかった、見つかって。

この冬初めてのかんとだき

毎年毎年この時期になると、

「関西ではおでんじゃなくてかんとだき!」

と、主張しております(笑)

今じゃ関西でも若い子とかは「おでん」が多くなっていてさびしい限りですが、私が作るのはあくまで「かんとだき」なのでこのスタンスは崩しませんよ(笑)

実家で作るので昨日から準備をしておいて、今日行ってからまた続きの作業をしました。

本当は全部昨日からやっておきたかったんですが、マンションの方に牛すじの串を忘れてしまい、せっかくあるのに買うのもと思ったんです。
下茹でして切るだけやっておき、帰ってから串に刺したのを、持ってきてお鍋に入れました。

もう一つはじゃがいも。
これは前日から煮ると崩れてしまうのであえて今日です。

そしてもう一つは「厚揚げ」なんですが、これは買うのを忘れたのでした(笑)

それから「餅巾着」は、食べる少し前に入れて煮過ぎないようにしようと、先に煮てるのをお守りしながら作りました。
1枚のうすあげを半分に切り、切り餅を半分に切ったのを1個入れてつまようじでとじるだけ。

メンバーはほぼ毎回一緒です。

昆布、大根、ちくわ、平天、ごぼ天、厚揚げ、こんにゃく、牛すじ、玉子、じゃがいも、餅巾着の11種類です。

一度で盛り切れないもので、写真では8種類だけ入ってます。

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じゃがいもは欠けたやつなのでちょっと形が変なのと、昆布は結び昆布を作ったのに切れてしまった(笑)

最後はからしを溶いただし汁に、玉子を崩して味を染み込ませながら食べるのが、私の定番フィニッシュです。

憧れの焼き栗

うちのご近所の産直スーパーに、10月だったか丹波栗の焼き栗の露店が出ました。

黒い、なんて言えばいいのかな、まるで大砲みたいな道具に栗を入れてぐるぐる回して焼いていて、売り物を置いてある棚には、皮が真っ黒になって、割れた切れ目から黄金色の栗がのぞいてるんです。

見るだけでおいしそうで、買いたいなあと思ってたんですが、お店が出てる時はタイミング悪くおやつを先に買ってたり、いただきもののお菓子があったりでなかなか買うチャンスがありませんでした。

そして今日、おやつはない、お金もある、よし買おう!と、1000円の袋をとうとう購入してしまいました(笑)

栗のシーズンは11月ぐらいまで、それを一ヶ月ぐらい寝かしてからお店に出すそうなんで、もう12月で今年は終わりだとか。
ラッキーでした。

「年を越すと栗を冷凍しなくていけなくて、そうなると味が落ちるから」

と、ここのお店は年内いっぱいに決めてるんだそうです。

そこまでのこだわりの味、憧れの味は、何も味付けをしてないというのが嘘みたいに甘くてほっこりした栗でした♪

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「1000円のは300g入り、大きい栗なので18個ぐらいしか入ってないかも」

と、言われてたんですが、実際は14個でした(笑)

やれやれ、やっと食べられて気が済みました。