私はインフルエンザのワクチンを、もう20年ぐらいは打ってます。
ある年、本当にひどいひどいインフルエンザに罹りました。
熱は出るし、吐くし、全身辛いし、水も受け付けないぐらいになりました。
かかりつけの内科で、連日点滴を打ってもらってたら、
「これはもう入院した方がいいかも」
と言われたんですが、その時にどんな状況だったかと言いますと、なんか一日中ぐったりしてるかトイレで吐いてるかのような感じだったので、
「病院の誰が使ってるか分からないトイレにかじりつきたくない」
と、拒否して家にいました。
水も受け付けないんですよ、本当に。
物も食べられないし胃も痛いし。
ただ、不思議なことにファンタやスプライト、サイダーのような炭酸系とスイカは受け付けました。
普段、あまり炭酸系とジュースとか飲まないんですが、それ以来、今でも体調崩すと炭酸欲しくなるようになったので不思議です(笑)
冬だったけどスイカを買ってきてもらい、それで命つないだような感じだったなあ。
本当にスイカには頭が上がらない。
そして冬でもスイカを手に入れられる今の時代にも感謝です。
その時だったか、その翌年だったか覚えてないんですが、
「インフルエンザのワクチンがあるよ」
と、そのかかりつけの先生に教えてもらい、
「お願いします」
と、打ってもらいました。
当時はまだ誰もワクチン打ってるような人はいなくて、両親にも「大げさな」と言われたんですが、あの辛さを味わわなくてもいい、もしくは和らげられるならぜひとも打ちたいと思ったんです。
当時は2回接種で1回が3000円だったかな。
2回で6000円。
結構高いですが、インフルエンザでダウンしたら、結局同じぐらいかかるかも知れない。
だったら辛くない方がいいです。
それからも毎年打ってたんですが、そのうちに命に関わる「新型インフルエンザ」が出てきたりして、うちの両親も普通に打つようになりました。
それで今年もそろそろだなと思ったら、あっちもこっちもワクチンが足りない・・・
父親も毎年行きつけの病院で打ってもらってるのに、今年は予約が取れない。
色々聞いてみたら、クマ旦那さんがが巻爪の治療でかかってる内科と外科で、
「予約ではなくあれば来てくれた人に打ってます、今日はあります」
と言われたので月曜日に一人で打ちに行きました。
父親にも一緒に行こうと言ったんですが、次に病院行く日が決まってるので、その日に聞いてから、と頑として行かないと言う・・・
「しょうがない、一人だけでも打っておかないと」
そう思って行ってました。
月曜日にいつ頃まであるか聞いたら、
「今あるのは多分今日中になくなりますが、また電話してもらって入ってたら来てもらえます」
とのこと。
そして今日、電話したら「大丈夫です」と言ってくれたので、月曜日は仕事で行けなかったクマ旦那さんも打ってきました。
後は父親だけです。
年寄りに一番に打ってもらいたかったんですけどねえ。
「もしも土曜日にだめだったら、うちと同じ病院に引っ張って連れて行くからね」
と、宣言してあります。
はあ、なんでこんなに足りないんでしょうね。
無事にインフルエンザの季節を乗り切れますように。