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架空の死

実は、昨日の朝から油断するとぐずぐず泣いてます。

理由を聞いたら、人によったら、

「いい年をした大人が馬鹿か」

と言うようなことかも知れません。

そして言われてもしょうがないんだろうな、とも思います。

「進撃の巨人」というマンガをご存知でしょうか?
大好きな大好きなマンガです。
その中でも特別好きなキャラクターが2人います。

1人は「リヴァイ兵士長」、よく「兵長」とか呼ばれてます。
よく知らなくてもなんとなく聞いたことがあるかも、というぐらい有名なキャラです。
主人公より人気あるし(笑)

そしてもう1人は「ハンジ・ゾエ」、一般的に「ハンジさん」と呼ばれます。
この人のことは進撃を聞いたことがあってもそのぐらいだと知らない人の方が多いかも知れません。
もちろん、ファンは多いんですが。

私はもうこの2人が好きで好きで大好きで。
と言っても、知ったのはほんの1年ほど前なんです。
もう10年連載してて、もう数ヶ月で連載終了と言われてる今、ものすごくはまってます。
もっと早くに読んでおけばよかった・・・

その「ハンジさん」が今月号で命を落としました。
それがもう悲しくて悲しくて。
本当に読んでわんわん泣きました。
思い出してもまだ泣きます。
読んだらまた泣きます。
昨日はSNSでお知り合いの方たちと一緒に泣いてました。

「そんな架空の作り物の人間が死んだぐらいでいい大人が馬鹿じゃないか」

そう呆れる人も多いんでしょうね。
でも悲しい、辛いものは仕方がありません。

色んな人間がいると思います。
そういうの感じない人、もういい年をしたアラなんとか、と言われる世代の、孫すらいても当然ぐらいの私のような年代の人間が泣くなんて、言われてもしょうがないんでしょうね。

でもしょうがないんですよ、泣けるんだから。
思い出しては泣くんだから。

正直、ここまで泣けるとは思いませんでした、自分でも。
不思議なぐらい泣けます。

バカにされてもしょうがないし、するならしてくれとも思います。
だって、説明しても分かってもらえないだろうし、仕方がない。
自分が正しいと言うつもりもないですが、間違ってるとも思いません。
まあ違うんですよ、なんとなく。

もちろん、実際の大事な人達が亡くなった時とはまた違います。
でも家族に近いぐらい悲しい。
なんででしょうね?

多分、この先60歳になっても70歳になっても80歳になっても同じなんだろうなと思いました。
だって、子供の頃は大人になったら変わると思ってたし、大人になったらもっと年をとったら落ち着くと思ってましたが、全然落ち着かないし(笑)

泣くのを我慢したくないし、これからもまだハンジさんを思い出して泣きます。
昔も多分、オスカルやアンドレが死んだ時に泣いたように思うんですが、正直あまり覚えてないんでですよね。
泣いたんだろうか・・・

それでも、それまで好きだったキャラが亡くなった時にどう泣いたか関係なく、今回はもう悲しくて悲しくて仕方がない。
昨日から使い物になってないように思います。
今日もまた、SNSでお仲間と話してはお互いに慰めあって語り合って泣いてます。